火山灰の人体への影響は?その対策とは?

健康

噴火警戒レベル2に引き上げられた、

箱根山

箱根周辺での
火山性地震も多くなりつつあり、
火山活動も活発な状態であります。

近い将来
いつか来ると言われている
活火山・富士山の噴火
東海地震

最近では、
鹿児島の桜島 や、
熊本の阿蘇山
など日本レベルで火山活動が見られます。

その際、

噴火となれば心配なのが、
火山灰
です。

火山灰

富士山の江戸時代の噴火
”宝永噴火”

では、
江戸にも火山灰が積もったと
記録されています。

関東地方でも、
あながち無関係ではありません。

そんな火山灰ですが、

一体
人体にどのような影響
を及ぼすのでしょうか?

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火山灰の人体への影響

<火山灰の特徴>

火山灰は
火山岩が粉々になった微細な粒子で、

物質としては、
細かいガラスや
結晶鉱物
岩石の破片が細かくなったモノ

などが、
含まれているといいます。

形状はギザギザ尖っていて、

人体に悪い影響を
及ぼします。

火山灰が健康に与える影響は、
大きく分けて

呼吸器系

皮膚

の3つがあげられます。

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呼吸器系への影響

<具体的な症状>
・鼻水
・のどの痛み
・咳 たん
・ぜえぜえした呼吸
・息苦しさ

普段から
ぜんそくや
気管支炎の人は、

特に、
影響を受けやすいようであります。

火山灰が、
人体に入り込んでしまうと

鼻孔
器官

などを
通過することにより、

体内を
傷つけられてしまいます。

また、
体内の水分と結合すると、
セメント状 になってしまうため、

炎症を引き起こす可能性も
あります。

<火山灰の対策>

○なるべく外出しない
 
火山灰に接しないことが
 何より。
 無駄な外出は避けるべきです。

○外出する際は必ずマスクを

火山灰の粒子が、
非常に細かいので、

普段使っているマスクでは、
完全ではなく、
通り抜けてしまいます。

できれば、
防塵マスクを着用したい
です。

もし、
マスクがなく、

外に出なければならないときには、

ハンカチを濡らして、
マスク代わりに使用すると良いでしょう。

とにかく
鼻と口の侵入を避けたい
ものです。

○外出先から帰宅したら、
 うがい 手洗い 洗顔 洗髪

また、
傘をさす
帽子をかぶる
も有効です。

目への影響

火山灰は
細かい鋭利な角のあるガラス。

これらが、
目の中に入ると、

角膜を傷つけ

・角膜剥離
・結膜炎
・目の痛み
・充血
・かゆみ

を引き起こします。

降灰時には、
コンタクトレンズは外し
眼鏡に切り替えましょう。

ゴーグルがなくても、

眼鏡でも防塵の効果は
あります。

皮膚への影響

火山灰は酸性で、

その火山灰が皮膚に触れると、
炎症を起こす人もいます。

症状として
・皮膚の痛み
・皮膚の腫れ

があげられます。

対策として、
○肌を露出させない

とにかく
火山灰を皮膚に
触れさせないこと。

ウィンドブレーカーのような、
衣服に付着しずらい
素材の服がいいです。

火山灰を少しでも、
吸い込んでしまうと、

すぐ病気が発症してしまう
というわけではありませんが、

なるべく、
火山灰には接しないようが
いいでしょう。

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