肺の病気 肺化膿症を実際に体験した症状と痛みとは?


『肺化膿症』

聞いた事の無い肺の病気に
突然襲われました。

あまり耳にしない
この病気、

その症状や
他の肺の病気との関係も
含めて、

少しでもお役に立てれば
と思いお話させて
いただきます。

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この病気にかかったのが、
37歳の時でした。

私はそれまで、

風邪も、
1年に1回引くか引かないか
健康に自信のある

いたって
普通の”おじさん”でした。

私は
”肺化膿症”という病気にかかる
のですが、

その前兆といいますか、
体調の異変といいますか、

じわじわ来る
違和感みたいなものは
全くなく、

ある日突然、
”痛み” に襲われました。

この痛みというのが、

私の場合、
背中に現れました。

後で、
レントゲンを見てわかったのが、

肺の中に出来た
”膿(うみ)”の影が、

肺の中でも、
背骨近くにありました。

そして、
肺の背側に
”膿”あったのでしょう。

その痛み、
「背中の何かの骨が折れている?」

もしくは、

「”ひび”が入ってしまったのか?」

と勘違いするくらいの
痛みでした。

私は迷わず、
接骨院へ行きました。

ここで、
最初のレントゲンを撮ったのですが、
もちろん、
どこも折れていませんでした、

このとき、
肺に影があるなんて、

全く気がつかず、
当然、
接骨院の先生も専門外なので、

そこまでは、
気がつきませんでした。

もし、

膿みが背側でなく、
前の方にあれば、

胸の方が痛くなったと
思います。

そのときは、
痛みの波みたいなものがあり、

しばらくして、
落ち着いたので、

一度家に帰り、

明日にでも、
違う整形外科にでも
などと考えていました。

ところが、
その晩、

耐えられない程の
背中の痛みに襲われ、

救急車を呼んで
市民病院を直行しました。

そこで、
二回目のレントゲン、

次に、
なんとCTスキャンも撮るなんて、
事態に発展し、

ただの病気ではないのだなと、
ここで初めて感じました。

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ただ、
痛みは本当、
尋常でなく、

うずくまって
動けないくらいの痛みで、

心当たりが無いのですが、
「もしかして折れてる?」

と思ってしまうほどの
痛みでした。

今回、
肺の病気からの痛み
だったのですが、

呼吸が苦しくなったり、
咳き込んだり

といった症状は
ありませんでした。

ここでお医者さんに
言われたのが、

「肺に影が有ります」と。

そして、
簡単に言ってしまうと、

肺の影=膿み=病気の巣

であると。

ここに、
どの菌が入るかで、
この病気が決まる…と。

その病名が
・肺がん
・結核
・肺化膿症

の3つでした。

今まで、
風邪1つ引かない、

健康だけが取り柄みたいな、
男が、

急にこんな病気にかかるのか…。

ショックでしたし、
「こういうのって急にくるんだな?」

というのを実感しました。

検査の結果、

一番軽い
『肺化膿症』

でしたが、

他の病気が重すぎです。

『肺がん』は
聞いただけで重たいですし。

『結核』は
隔離しないといけません。

ですが、
私の場合は病院の都合なのか、

入院しないで、
通院治療でした。

微熱は続きましたが、
痛みさえなければ、

身体のだるさとか、
息苦しさとかは、

有りませんでした。

ですが、
この後一度

肺炎にかかりました。

その時は、
変な咳をして、
体調は最悪、

ひどい風邪?
くらいに思ってませんでしたが、

これは、
肺炎から来るもので、

肺化膿症の症状ではない
ということでした。

しかし、
この肺炎を招いたのは、

肺化膿症で弱ってしまった
肺に菌が入りやすくなったから
だと思います。

この肺炎さえなければ、

生活に支障をきたすものは無く、
普通に
生活、仕事もできました。

ただ、

肺の影が完全に無くなるまで、

月一ペースで、
半年くらいは通院しました。

現在1年以上経過していますが、

それ以後は、
また健康な身体に戻り、

病気1つしないです。

この病気に限らないのですが、

病気や事故は、
ある日突然やってくるんですね。

それが、
注意をしていようが、
いまいが。

このとき、
初めて逆らえない”流れ”
みたいなものを感じました。

どうしようもないもの

東日本大震災の時も
思ったのですが、

一日一日を大事に生きる

私たちが出来る事は
これしかないのだな

と、つくづく
思い知らされました。

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コメント

  1. 近藤博信 より:

    中国人の友人が肺下膿瘍になり中国で入院していまして、先日退院して日本に帰ってきました。中国では食事制限があるようですが、日本でも食事制限はありましたでしょうか?

    • tanto より:

      私は、食事制限はありませんでした。

      仕事が休めず、少し無理してやっていましたら、
      その後、肺炎にかかってしまいました。
      出来る事なら、
      しばらくは無理をしないで、
      静養する方が望ましいと思います。

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