巨人原監督の背番号シャッフルの持つ意味は?過去の歴代シャッフル一覧も!




原監督の恒例行事といえば、

背番号シャッフル

実はこれ、
過去にも行っている事なのですが、
原監督の意図するものとは一体何なのでしょうか?

歴代の背番号シャッフルとともに、
見ていきたいと思います。


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原監督の推し進める背番号シャッフルの意味とは?

原辰徳氏が監督に就任すると必ず行われる、
背番号シャッフルですが、

第3次原政権においての、
背番号シャッフルの意味合いとして、

「発奮させる意味がある」
と明確に発言しています。

シャッフルされる選手の名前を見ても、
今後、飛躍して欲しい選手に、
“発破をかける”意味で行われているように思います。



そんな背番号シャッフルですが、
偶然にも空き背番号に、
”重み”や”意味深い”背番号が揃ったのが第3期政権。

巨人のTheエースナンバー 
『18』(杉内俊哉引退で空き)

工藤公康以来左腕を代表する背番号
『47』(山口鉄也引退で空き)

イチローゆかりの背番号
『51』

一桁台の空き背番号
『5』 『8』

松井秀喜 準永久欠番
『55』

高橋由伸の背番号
『24』

これら背番号を背負わせることで、

背番号の持つイメージに追いつき、
そして、
”追い越す”意味合いを原監督は狙っているのでしょう。



今回、
現巨人のエース菅野智之が、
入団当初より背負っていた『19』から、
エースナンバー『18』に変更になります。

今や『19』は菅野の番号
と言えるくらいに成長した番号を変えるわけですが、

今の巨人で後にも先にも、
当面『18』を背負えるのは菅野しかいないと思いますし、

このシャッフルは皆、
妥当に思うのではないでしょうか。

また、これによって、
菅野自身も身の引き締まる思いでしょうし、
新たなモチベーションを植え付けられるあたり、

やはり、
原監督は上手だなと思っちゃいますね。



他に、
2018→19の背番号シャッフル一覧を見てみますと、

ゲレーロ 『5』→『44』
吉川大機 『68』→『00』
菅野智之 『19』→『18』
畠 世周 『28』→『31』
宇佐見真吾 『27』→『32』

田中俊太 『63』→『51』
桜井俊貴 『36』→『35』
石川慎吾 『49』→『36』
ヤングマン 『39』→『49』
田口麗斗 『90』→『28』

<新加入>
中島裕之 『5』
丸 佳浩 『8』
炭谷銀仁朗『27』

期待の選手にメッセージ色の強い、
意味合いのこもったシャッフルが行われたように思います。



菅野は先にも述べましたが、
それ以外にも投手で、

畠や田口といった期待の若手投手に、

水野『31』
新浦など左投手を表す『28』
など、

かつて、巨人で背負われていた、
期待の込められた番号が与えられています。

まあ、もう少ししたら、
大竹の『17』もシャッフル対象でしょうが、
畠は、まずは『31』から…

といったところでしょうか。

今年活躍した田中弟も、
期待を込めての『51』ですが、
まだ、一桁は早いのでここらからで..。

逆に、
宇佐美は炭谷に譲る形で変更を余儀なくされましたね。

キャッチャーを代表するナンバー
『27』

個人的には『27』のままでもよかったのでは?
と思っちゃいますが…。


また、
ゲレーロの『5』は、
オリックスから新加入の中島に渡りましたが、

ゲレーロには初めから、
この番号でよかったのでは?


丸には『8』か『24』が用意されていますが、
いずれも巨人歴代の名番号の一つ。
広島から迎えるに当たって失礼のない番号かと。

まあ、亀井がいなくなれば、
すぐ『9』に行くとは思いますが、
とりあえず『8』ですかね。


こんな感じで、
第3次原政権でも行われた背番号シャッフル。
期待の選手が一目でわかる仕様になっています。


そんな背番号ですが、
もう一つ持つ意味として、

期待の選手の背番号の変更は、
営業面から見ても大きな意味を持ってきます。

というのも、
彼らファン心理として、
新しい背番号になった選手の、
ユニフォームやグッズを欲しがるもの。

つまり、
新背番号に変更した選手の、
グッズ売り上げにも影響を与えるのです。


まとめますと、
原監督の背番号シャッフルは、

・変更選手のモチベーションをあげる
・営業面でも売り上げに影響を与える

等の意味があるのです。


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過去の原監督の背番号シャッフル

ここではせっかくなので、
歴代の背番号シャッフルを見ておきたいと思います。



第一次政権の1年目(2002)

清水隆行 『35』→『9』
高橋尚成 『36』→『17』
上野裕平 『29』→『31』
福井敬治 『53』→『35』
酒井順也 『9』7→『54』

真木将樹 『31』→『59』
宮崎一彰 『88』→『60』
根市寛貴 『43』→『63』
小野 剛 『59』→『93』


第2時政権の2年目(2007)
この年はすごいですよ。

川中基嗣 『0』→『00』
木村拓也 『58』→『0』
小坂 誠 『2』→『6』
鈴木尚広 『68』→『12』
林 昌範 『30』→『13』

姜 建銘 『97』→『17』
高橋尚成 『17』→『21』
脇谷亮太 『57』→『23』
李 承燁 『33』→『25』
西村健太朗 『23』→『30』

小関竜也 『49』→『31』
野間口貴彦 『13』→『33』
亀井義行 『25』→『35』
村田善則 『12』→『40』
木佐貫洋 『21』→『41』

野口茂樹 『31』→『46』
松本哲也 『105』→『47』
實松一成 『69』→『53』
三浦 貴 『39』→『54』
三木 均 『41』→『57』

星 孝典 『38』→『58』
越智大祐 『35』→『62』
栂野雅史 『27』→『68』
オビスポ『129』→『91』
山口鉄也 『102』→『99』
佐藤弘祐 『96』→『100』
山本光将 『61』→『101』

第二次の時なんか、
大シャッフルが敢行されました。
原さんは本当好きなんですね。


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最後に

現在のプロ野球では、
準永久欠番というものが流行っている
と言いますか、

チームの顔となっていた選手の背番号を、
その活躍に見合った選手が現れるまで、
使用を控えるといった具合です。

直近ですと、
広島でイチローも認めた前田智徳の、
背番号『1』は、
しばらく空き番号となっていましたが、

この度、
鈴木誠也が受け継ぐこととなりました。

まだ彼は若いですが、
広島の4番を務め、実績は十分。
満を持しての背番号かと思います。



しかし、
巨人においてはこの準永久欠番という具合には、
確保できない事情があります。

というのも、
MVPクラスのFA入団が多く、
それなりの背番号を用意しなければならない、
からです。

強いて使われていないのは、
松井の『55』くらい。

いい例が、
外様の杉内にいきなり、
『18』が渡ったことなんか、
違和感がありましたね。

とはいえ、
これはこれで巨人の背番号の特徴かと思います。

よそから来る選手に、
背番号を奪われ、
それに発奮して成績が上が…ればいいですがね。

原さんがしばらく監督をしていく中で、
まだまだシャッフルが行われるかもしれません。



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