ソフトバンク通信障害がもたらした影響・不具合とは?今後に生かすその時の対処法

ライフ

2018年12月6日
ソフトバンクユーザーの間で起こった、
通信障害問題。

”電話がつながらない”
”メールができない”

などの一過性のトラブルとして、
ニュースとして取り上げられましたが、

実際のところ、
かなり重大かつ、深刻な問題を、
投げかけたのではないでしょうか。

そこで、
ソフトバンクの通信障害において、
生じた影響や不具合を踏まえつつ、

今後、同じようなことが起きた場合、
どう対処したらいいのか見ていきたいと思います。

スポンサードリンク

ソフトバンク通信障害で生じた事のまとめ

2018年12月6日
ソフトバンクが提供する通信サービスが、
利用できなくなるシステム障害が発生し、

その結果、
各方面に様々な影響が及ぼされました。

■ソフトバンクが提供するサービスが利用できない
・携帯電話、スマホ
 →連絡が取れない
 →メールが送受信できない

・固定電話
・自宅・家庭用Wi-Fi

■ソフトバンク回線を利用している他の事業者のサービス
・LINEモバイル
・ケイオプティコム
・ソニーネットワークコミュニケーションズ
・U-NEXT
・日本通信
・HIS
・ANAPhone
・スマートモバイル

も同様の通信障害により利用できない状態

■電子チケット(QRコード)が取得できない

■電子マネーによる決済システムの影響
・モバイルSuica
 →特急券の受け取りや指定席予約、入金ができなくなる

■金融サービスの影響
・住信SBIネット銀行
・マネースクエア
・マネーパートナーズ
→携帯電話からの利用がしづらくなる不具合

・楽天銀行
→ワンタイムキーを含む各種通知メールが届かない不具合

■運送サービスへの影響
・佐川急便
 →ドライバーの業務端末、携帯電話が利用できなくなり、
  再配達ができないなど。

*ヤマト運輸、日本郵便では不具合は確認されていません

■シェアリングサービスへの影響
・カレコ・カーシェアリング
→一部の車の利用開始、終了が出来ない

・メルチャリ
→一時的にサービスを休止。

■ネットゲームへの影響
・リネージュ2 レボリューション
・戦国炎舞 -KIZNA-
→繋がりにくい不具合

今回のSoftbank通信障害事件で、
起きた影響の数々です。

これだけ見ても、
社会のネットワークへの依存度の高さが伺えます。

また、

今後はもっと、
生活に直結した便利なサービスが、
広がりを見せると思います。

自動運転の自動車や、
ドローンを使った配送サービス、

などなど、
現時点で考えられるサービスですら、
おもいっきり影響を受けます。

という事で、
今回のような通信障害が引き起こすものは、
ただの不具合やトラブルという範囲を超えて、

新しい都市災害になりかねないと、
警鐘を鳴らす人もいます。

スマホ、メールがダメで、
連絡手段を封じられ、

現金を持たない買い物、
街での購入・決済手段を封じられ

電子チケットや乗車券の発券ができず、
交通網すらも機能せず、
移動手段も封じられる

便利な社会生活のネットワークへの依存度が、
高くなればなるほど、
災害級のトラブルとなりかねません。

スポンサードリンク

もし通信障害が起きたら?その対処法

まず、平成最後の2018年において、
身の回りで起きた影響として大きかったのが、

連絡が取れない
ということ。

仕事にしろ、
プライベートにしろ、

相手とつながる手段はスマホであり、
その手段を失いました。

その時、その場で困っていたソフトバンクユーザーに、
怒られてしまうかもしれませんが、

先々に提供が予想される便利サービスが、
今後の社会で高い依存度を示していくと考えた時、

”まだこの程度の混乱で済んでよかった”
と思った方がいいのかもしれません。

とはいえ、
いきなりスマホや携帯がいきなりつながらなくなったら、
それは焦ります。

ここで知っておきたいのは、

フリーWi-Fi等のWi-Fiの下では、
通信が可能であったという事。

「通信障害だからと言って、
全くダメか?というとそうではない」

これは知っておくべきかと思います。

あとは、
情報の共有が鍵ですね。

2018年の状況として、
ソフトバンク以外のユーザーは通信障害は起きませんでした。

私の場合、
ソフトバンクユーザーの知人がいきなりスマホが使えなくなり、
”壊れた”
という認識でした。

しかし、
auユーザーの私は”通信障害が起きている”という、
情報をすぐ知る事ができ、
知人にすぐその事を伝え”焦らず待つ”という状況に落ち着きました。

ここで存在するのが、
情報弱者と情報把握者。

ここで
情報の共有がなされるか?なされないか?

情報の共有がなされれば、
混乱やパニックなども防げるかと思います。

また、そんな中、
平成の最後にまさかの注目を浴びたのが、
公衆電話。

中には、
使い方を知らない若者もいたそうです。

そりゃそうですよね、
今では公衆電話を見つける方が大変な時代、
携帯があれば使うことはまずないですからね。

とはいえ、
いざという時に備えて、
公衆電話の使い方くらいは知っておきたいところですね。

便利さに依存すればするほど、
それが無くなった時のダメージは非常に大きなものとなります。

このような事態の対処法としては、

『こういう事態が起こりうる』
という想定を常日頃から意識しておくことが大事だと思いますね。

なので、
”スマホが使えない”
時のシュミレーションは必要ではないでしょうか。

スポンサードリンク

最後に

東日本大震災の時に、
電気の供給が危ぶまれた時に、
不便さを感じたのが、

オール電化

ガスがあれば簡単に沸くお湯ですら、
オール電化の前では全く何もできませんでした。

床暖房、エアコンなども電気が通って初めて使えるもの。

一見便利なものは、
諸刃の剣ではありませんが、
その裏に潜む全く機能しなかった時の不便さとの、
紙一重感を感じた瞬間でした。

そして、
ソフトバンクの通信障害も似たような状況かと思います。

ネットに依存して便利になりつつ社会が、
その一つのつまずきで全てが機能しなくなる有様は、
過去に見たものとダブって見えました。

今後、
便利な機能やサービスが当たり前のように普及していくことでしょうが、

それができなくなった時に、
その裏に潜む混乱や不具合に対しても、
事前に準備しておかなければならないと思うようになりました。

便利すぎる世の中は本当に便利なのでしょうか?

スポンサードリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました