横綱稀勢の里が引退するとその後は?親方になれる?退職金は?

スポーツ

もういよいよ引退まであとがなくなった、
稀勢の里。

さすがにもうこれ以上、
引退の先延ばしは無理でしょう。

そうなると、
現実的に引退の二文字がよぎる訳ですが、
横綱 稀勢の里が引退すると、
その後はどうなるのでしょうか?

スポンサードリンク

稀勢の里は親方になれるのか?

力士が引退後も協会に残って運営に携わるには、
年寄株(年寄名跡)
を取得する必要があります。

これは力士を引退して、
『〇〇親方』と呼ばれる、この”〇〇”の部分の名前を、
取得しなければならないのですが、

稀勢の里は、2009年1月にすでに、
『荒磯』
という年寄り株を手にしています。

そして、
この”荒磯”株なのですが、
取得して以降、他の人に貸し出していたのですが、

2018年4月20日、
稀勢の里の下に戻ってきています。

つまり、
稀勢の里は引退後、
いつでも”荒磯親方”として活動できる準備が整っているのです。

では、
横綱の引退の基準というものはあるのでしょうか?

スポンサードリンク

横綱の引退の基準とは?

相撲界の最高峰、
横綱という地位において、

引退の基準という明確なものは、
存在しません。

なので、
『引き際の美学』
ではありませんが、

昭和の大横綱・千代の富士は、
貴花田(のちの貴乃花)に敗れ、
最多優勝記録目前で突然の引退表明。

「まだやれるのでは?」
と日本中のみんなが思ったことでしたが、
見事な去り際を見せました。

そして稀勢の里はというと、
休場が8場所も続きました。

それまでの記録は、
貴乃花の7場所。

それも貴乃花の晩年ですから、
それまでの実績からいったら、
まだギリギリ許されるレベルです。

しかし、
稀勢の里は横綱昇進場所で優勝して以来、
はっきり言ってまともに相撲が取れていない訳でして、

少し酷な言い方ですが、
ちょっと潔くないかと…。

協会的にも、
久しぶりの日本人横綱ということで、
あまり厳しく当たっていないというのもありますが、

4場所休場で引退をちらつかさられた、
鶴竜と比べてもちょっと公平じゃないかな?
と思ってしまいますね。

こういう事情があって
「引退」
と言う二文字が稀勢の里につきまとっている訳です。

少し話がそれましたが、
やはり引退は必至ですね。

ということで、
横綱の引退後についてもう少し見ていきたいと思います。

スポンサードリンク

横綱引退したら退職金はもらえるの?

力士の引退後において、
気になるのがやはり”お金”

正式に”退職金”という表現するものはないのですが、

それに当たるものとして、
『力士養老金』
『勤続加算金』

というものが支給されます。
相撲界において、これがいわゆる”退職金”かと。

『力士養老金』

十両以上の力士が引退した時に支払われます。

そして、
この養老金の金額は地位によって支給額が決められていて、
横綱=1500万円
となっています。

『勤続加算金』
その地位ごとに定められた金額に、
勤続場所数をかけて算出されます。

横綱在位 1場所あたり  50万
大関在位 40万
三役在位 25万
平幕在位 20万
十両在位 15万

これに基づいて、稀勢の里の場合

十両 3場所  =45万
平幕 20場所=400万
三役 22場所=550万
大関 31場所=1240万
横綱 7場所 =350万
(2018末時点・全休場所は除く)

2018年末時点で、
勤続加算金は2,585万支給されることになります。

ということは、
『力士養老金』+『勤続加算金』=4,085万
以上はもらえる計算になります。

また、
これとは別に、横綱・大関の引退にともなって、
理事会の決議のもとに、

『特別功労金』

というものも支給されます。

これは、
力士によって支給額がまちまちでして、
かつては、

貴乃花 1億3000万
朝青龍 1億2000万

支給された..などと言われています。

スポンサードリンク

最後に

稀勢の里が、
年寄株を取得していたことで、

引退後も角界には残りそうですね。

これ何を意味するかと言いますと、
引退後、相撲界を離れ、
タレント業やプロレスラーなどといった方面には、
間違っても行かないと言うことが判明しました。

高いお金払って、
”プロレス”はないですよ。

そこで近い将来、
親方になる稀勢の里にあたって気になることが…

それは、
稀勢の里は結婚していない
ということ。

そう、いわゆる、
おかみさんがいないと言うやつですね。

でも、
「おかみさんがいなかったら、親方になれないのか?」
と言うと決してそんなことはないそうです。

ただ、
親方自身が部屋のこと全て、
切り盛りしなければならないだけの話です。

今現在、
元武双山の藤島親方も独身親方の一人。

とはいえ、
おかみさんの仕事をテレビで見たことありますが、
これ親方が兼任してやるとなると、
かなり大変!と言う印象がありますが…。

何はともあれ、
横綱に上り詰めた稀勢の里。

成績はどうあれとても立派だと思います。
記録より記憶に残る力士の一人になったことは間違いありませんが…。

スポンサードリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました