最近のJリーグの年間王者の決め方って、
盛り上がるようしたいのは分かりますが、
何かややこしいです。
このコロコロ変わるルールが、
なかなか定着しない理由かと…。
チャンピオンシップのチケット購入は
まずここら辺を知るところからですね。
とにかく、
チャンピオンシップ出場の仕組みを理解していないと、
チケットの入手の仕方で損をします。
そんな、
チャンピオンシップの大会概要や仕組みを、
踏まえながら、
2016 Jリーグチャンピオンシップのチケットの、
入手方法をご紹介です。
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2016Jリーグチャンピオンシップの日程とチケット発売日
2016年度のチャンピオンシップの日程ですが、
2016年11月6日(日)
準決勝(1試合制)
2016年11月23日(水・祝)
決勝戦(ホーム&アウェイ方式)
2016年11月29日(火)
2016年12月3日(土)
そして、
2016年度のチャンピオンシップのチケット販売日ですが、
まずは、準決勝。
対戦は、
川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ
チケット発売日ですが、
販売期間:
2016/11/19(土)10:00 ~ 2016/11/22(火)23:59
チケット販売要項
https://www.jleague-ticket.jp/sales/release/1649107
ません。
ちなみに、
昨年の2015年の例で言いますと、
準決勝が行われた、
浦和レッズのホーム・埼玉スタジアムでの
チケット販売日は、
【準決勝】
一般発売が、
準決勝の試合が行われる2日前の
11/26(木) 10:00~
【決勝第1戦】
『決勝進出の場合』という条件付きで、
11/29(日) 10:00~
決勝進出が確定しているサンフレッチェでも、
同じく、
11/29(日) 10:00~
でした。
結構ギリギリですね。
この傾向から、
今年も販売はギリギリなるのではないかと思われます。
(2016年度のチケット発売要項は
発表され次第お知らせいたします)
ちなみに、
チケット販売されたのは、
浦和レッズとサンフレッチェ広島のみです。
「あれ?一回戦は?」
そうなんです、
2015年に関しては、
1回戦は行われていません。
????
ですよね?
これが現行チャンピオンシップの
わかりづらいところなのです。
とにかく、
チャンピオンシップのチケット購入を狙っている人は、
まず、
・チャンピオンシップに何チーム出場するのか?
・どのチームが上位権利(年間勝ち点上位)なのか?
ここに注目していないといけません。
その理由なんですが、非常に複雑なんです。
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2016Jリーグチャンピオンシップ出場条件
2015年より、
2シーズン制+ポストシーズン
という、
新しい年間王者決定の大会方式になりました。
思惑としましては、
・大会の運営方式を変えてJリーグの活性化をはかりたい
しかし、
ただ2シーズン制に戻したとしても、
・2シーズン制は世界基準にそぐわない
・2シーズン制で両方同じチームだと盛り上がらない
また、
プロ野球界で定着し始めてきた、
『クライマックスシリーズ』(ポストシーズンプレーオフ)
をサッカー界にも…
といった”いいとこ取りの仕組み”が
現行のスタイルです。
ですがここで難しくしているのが、
出場条件です。
チャンピオンシップに参加できるチームの条件は、
・年間勝ち点2位
・年間勝ち点3位
・前期シーズン優勝
・後期シーズン優勝
これ、表向きは
2シーズン制でありますが、
実はある意味、
1シーズン制の色の方が濃いです。
なぜなら、
年間勝ち点1位のチームは、
チャンピオンシップ(ポストシーズン)で行われる、
決勝トーナメントの決勝戦から参戦できる、
スーパーシードの権利をゲットできるのです。
また、
シード順としても
年間勝ち点上位>シーズン優勝
となっています。
ですので、
どちらかというと
1シーズン制+(2シーズン制)+ポストシーズン
なんです。
で、話を戻しますと、
ややこしくなるのがここからでして、
まず一つ目が、
・年間勝ち点1位チーム
・年間勝ち点2位
・年間勝ち点3位
・前期シーズン優勝
・後期シーズン優勝
この5チームが、
全部違うチームとは限らない
ということが起こるのです。
2015年で言いますと、
年間勝ち点2位 – 浦和レッズ
年間勝ち点3位 – ガンバ大阪
1stステージ優勝 – 浦和レッズ
2ndステージ優勝 – サンフレッチェ広島
チャンピオンシップ出場できる5つの権利のうち、
広島と浦和が、
2つの権利をダブって獲得してしまっているのです
また、
この”チャンピオンシップ”という大会は
・3チームで行う場合
・4チームで行う場合
・5チームで行う場合
の3パターンが存在してしまうのです。
3チームでの開催の場合は、
一回戦がありません。
昨年が、いきなり、
3チームだけのチャンピオンシップ。
一回戦がすっ飛ばされ、
準決勝からの開催になってしまったのです。
そして、
ややこしいパート2が
”優先順位”
です。
ステージ優勝と年間勝ち点1位どっちが偉い?
この中で1番強い権利が、
『年間勝ち点1位』
です。
以下、
②年間勝ち点2位
③年間勝ち点3位
④前期シーズン優勝
⑤後期シーズン優勝
の順となります。
ですので、昨年は、
2015年の年間勝ち点1位=広島
が決勝進出のシードを得て、
浦和レッズvsガンバ大阪
が準決勝(実質1回戦)となったのです。
ここでまたまた、ややこしいのが、
4チームでの開催で、
A=年間勝ち点1位
そして、
第二シードに当たるBが、
ステージ優勝チームでなく
B=年間勝ち点2位
である事です。
ステージ優勝といった事より、
年間の勝ち点が上位の方が地位が上なのです。
つまり、
ステージ優勝しても、
ホーム開催のアドバンテージが得られにくいのです。
(一回戦を勝ち上がり、
準決勝の対戦相手もステージ優勝チームでないと
ホーム開催権はない)
何のための優勝なのか?
なんかスッキリしないんです。
…という点を踏まえて、
チャンピオンシップのチケット購入を狙っている人は、
まず、
・チャンピオンシップに何チーム出場するのか?
・どのチームが上位権利(年間勝ち点上位)なのか?
ここに注目しないといけないのです。
現時点でのチャンピオンシップ出場権利獲得チーム
①年間勝ち点1位チーム
②年間勝ち点2位
③年間勝ち点3位
④前期シーズン優勝=鹿島
⑤後期シーズン優勝
最後に
この複雑なこの制度も、
今年限り。
2017年からはまた『1リーグ制』に戻るそうです。
年間チャンピオンの決め方が、
なぜこうもコロコロと変わるのか?
日本サッカーの歴史を積み上げていく上で、
長く統一されたシステムを構築してほしいものです。
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