ATPワールドツアーファイナル
それは、
ATP(男子プロテニス協会）ワールドツアーの年間最終戦で、
独自に算出された
ランキングポイントをもとに、
その年の上位８人しか出場できない、
（シングルにおいて）
とても
名誉な大会。
（大会にはシングルと、ダブルスがある）
錦織圭は、
全米オープンで、
決勝進出を果たした事により、
ワールドツアーファイナルの
出場のチャンスも。
もし出場を果たせば、
自身初、
そして、
アジア人初の”選ばれし８人”
となる。
では、もう少し詳しく
ワールドツアーファイナル
を見ていこう。
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ATPワールドツアーファイナル
毎年11月頃行われ、
言わば、
年間王者決定戦
開催地は、
イギリス・ロンドンの「O2アリーナ」
で開催される。
ここで、選出方法
”ツアーファイナル出場の『ツアーポイント』”
とあるが、
これは、
世界ランキングとは、直接連動しておらず、
別の算出方法となる。
ちなみに、
世界ランキングは
直近52週(1年1ヶ月)間に
参加したツアーの
上位18大会のポイントの合計で順位が決められる。
『ツアーファイナル』ツアーポイント
その年の初めの大会から、
ツアーファイナル前までの、
ランキングポイント。
なので、必ずしも、
世界ランキング上位８選手が、
選出されるとは限らないのである。
ツアーファイナルに出場する為の
『ツアーポイント』は、
大会ごとに４つのグレードに分類される。
・グランドスラム
全豪 全仏 全英 全米
・ATPワールドツアー・マスターズ1000
年間で9大会開催され、
優勝者は一律1000ポイント獲得出来る大会
・ATPワールドツアー500
年間で11大会開催され、
優勝者は一律500ポイント獲得出来る大会
・ATPワールドツアー250
2014年は40大会開催される予定の大会
優勝者は一律250ポイント獲得できる。
ちなみに、
日本開催の
「楽天ジャパン・オープン」は、
ATPワールドツアー500
のカテゴリーに分類される。
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ツアーファイナルの仕組み
ツアーファイナルに出場できる上位8名には、
ツアーファイナルの成績による
ポイントが加算される。
ツアーファイナル大会概要
出場８選手が、
「4人(レッドグループ)」と
「4人(ゴールドグループ)」
の２グループに分かれ、
まずは総当たり戦を行う。
●RR(ラウンドロビン)（予選）
総当たり戦は各人3試合を行い、
上位2名が決勝ラウンド進出。
1試合勝利すると「200」ポイントが入る。
●準決勝
勝利すると「400」ポイントが入る。
●決勝
勝利すると「500」ポイントが入る。
例えば
全勝優勝した場合には、
RR×3=600ポイント
準決勝=400ポイント
決勝=500ポイント
で、合計1,500ポイントが入る。
これが、
今大会での最大獲得ポイントとなる。
目下、
ジョコビッチの２連覇中。
錦織圭にも出場のチャンスが十分にある、
ツアーファイナル
ぜひ、
年間王者決定戦に
我らが、
錦織圭の勇姿をみたいものだ。
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