手作りの自家製梅酒に、
賞味期限はあるのでしょうか?
基本的には、
梅酒に賞味期限はありません。
と、ここで、
”基本的には”と、
書かせていただいたのはこういう理由です。
スポンサードリンク
基本的な梅酒こそ最強!
基本的な梅酒とは、
・氷砂糖
・度数の高いアルコール
(ホワイトリカー)
これだけを使用する、
基本的な梅酒。
梅酒の成分といえば、
・度数の高いアルコール
・糖分
以外のものは存在しません。
つまり
これらに腐る要素は見当たらないのです。
(腐った梅を使用しないのは言うまでもないです)
”腐る”や”状態が悪くなる”のは、
これら以外の要素が含まれるからです。
ですので、
”基本的な”自家製の梅酒=賞味期限はない
と言えるのです。
しかし、そうはいっても、
保存状態が良くないと、
梅酒自体も劣化してきます。
賞味期限のない
”良い状態”の梅酒をキープするには、
保存方法
が鍵になってきます。
私ごとなので恐縮ですが、
子供が生まれた年に作った梅酒を、
成人したら一緒に飲むのが、
私の夢でして…。
私の場合、
20年は梅酒を保たせたい…。
(20年経つと本来の梅酒と、
かなり違ってきそうですけどね。)
そんな私が、
実践している梅酒の、
保存方法の注意点をご紹介します。
スポンサーリンク
梅酒保存の3つのポイント
■直射日光に当てない
梅酒に限らず、
お酒、食品等の最大の敵は、
【直射日光】
です。
梅酒をつけているものといえば、
”蓋つきの透明ビンの容器”
このビン容器、
日本のご家庭の大定番グッズだと思いますが、
透明なビンが故、
直射日光を”もろに”中の梅酒に、
受けてしまいますね。
ですので、
直射日光が当たらない場所に保存すること。
これは大前提ですね。
■空気に触れないようにする
蓋つきの容器の話が出たので、
もう一点。
この
『蓋が付いている意味』
というのがこれです。
梅酒と空気を、
触れさせないようにするためのフタ
なのですが、
注意したいのが、
梅酒を作る量と容器の大きさ
です。
作る梅酒が、
ビンの容量とちょうど”ピッタリ隙間なく”作る
というのはなかなか難しいですが、
大きすぎるビンに、
例えば半分くらいの量しか梅酒が入っていなければ、
密閉したビンの中に、
大量の空気が存在してしまいますね。
ですので、
梅酒を作る際、
作る量に見合った大きさの容器を使用しましょう。
余談ですが、
日本酒やワインの瓶の形思い出してみてください。
先が細いのは、
”注ぎやすい”が目的ではなく、
【空気に触れる面積を極力少なくする為】
これが本来の目的なんです。
なので、
作った梅酒は空いたビンに詰めて保存してます。
■度数の高いアルコールを使う
はっきり言って、
梅酒を作る時期にしかお目にかからない、
【ホワイトリカー】
これを使用する意味がこれです。
製糖残渣の廃糖蜜を発酵させ、
連続式蒸留器で得たエタノールに加水し、
36%未満とした日本の酒税法における甲類焼酎を指す。
ウキペディアより
つまり、
この部類では、
日本の法律上の上限の度数(35°)のアルコールなのです。
最低でも、
アルコール度数20°以上のお酒を、
使用した方がいいのですが、
度数が低いと、
・それに比例して殺菌力が弱くなる
・漬ける過程で発酵が進む
ということが起きます。
ですので、
市販の焼酎ではちょっと弱いのです。
そこで失敗する人も多いです。
関連記事
■梅酒作りの失敗例
ということで、
ホワイトリカーを使うことも、
長期保存するという観点から一役買っているのであります。
以上の点をまとめますと、
梅酒を保存するポイントとして、
・アルコール度数の高い”ホワイトリカー”を使って
・直射日光に注意
・空気に触れないように注意する
この2点を予防できるのが、
空いた一升瓶に詰めるのが効果的です。
スポンサードリンク
最後に
おばあちゃんから教わったような、
昔ながらの作り方には、
『先人達の知恵』
『昔から現代まで受け継がれてきた理由』
が、
しっかりと詰まっています。
つまり、
すぐダメになってしまうような作り方では、
何十年、何百年も、
その方法は受け継がれてこないということです。
ですので、
あまりアレンジを加えず、
基本的に作ることが、
賞味期限のない梅酒になるのです。
私が、
おばあちゃんから教わったレシピは
【梅:砂糖:酒=1:1:1】
梅 :1キロ
砂糖:1キロ
酒 :1升(1.8l)
…ちょっと甘いんですけどね。
でも、
手作りの梅酒って感じで、
女性でもクイクイ飲めちゃいます。
私の”子供と梅酒飲むプロジェクト”の
梅酒が今年で9年目。
あと、
約10年。
今の所、
梅酒の状態は良好です。
保存の方法は間違っていないようです。
あとは、
私がこの梅酒に手をつけないでいられるか…
それだけですね。
スポンサードリンク
コメント