侍ジャパン監督は誰が決める?なぜ稲葉?歴代監督からの監督候補の見つけ方!




2020年東京五輪で
金メダルを目指す、
侍ジャパンの次期監督の有力候補に、

稲葉篤紀氏の名前が挙がっている。

私個人的に、
稲葉は好きな選手だった。

リストの効いたあのバッティングが、
が好きだった。

しかし、
次期侍ジャパンの監督候補となれば、
話は別。

そもそも、
前回の小久保裕紀で勉強したはず。
【監督未経験者の限界】
を。

ソレなのに、
何故、稲葉篤紀が選考の対象になるのか、
本当わからない?

こうなってくると、
侍ジャパンの未来は良くも悪くも、
監督を選んでいる人間で決まる!
と言っても過言ではない!

では、
侍ジャパンの代表監督は、
誰が選んで決定しているのか?

これは野球ファンとして、
突き止めなければならない。

また、
歴代の代表監督から、
選ぶべき監督像を考えてみたい。

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一体誰が侍ジャパンの監督を選んでいるのか?

日本代表監督の選出に関しては、
【侍ジャパン強化委員会】
に一任されているとのこと。

そうなると、
気になるのが委員会メンバーである。

前回の小久保の次に、
稲葉篤紀を選ぶ?

とても賢くない選定してしまう、
選定委員はどんな人間なのだろうか?


侍ジャパン強化委員会のメンバー構成は?

まずは、トップ。
侍ジャパン強化委員会の委員長は、

日本野球機構(NPB)の
井原 敦
事務局長

「この名前を聞いたことがある!」

と言う人はかなりのプロ野球”通”である。
詳しくはまた後でにして次。


副委員長に
山中 正竹氏

大学卒業後、
住友金属の野球部に所属、
その後引退し監督に就任。

都市対抗野球大会に7度優勝
日本選手権大会1度の優勝を誇る名将。

その後、
ソウル五輪代表コーチで銀メダル
バルセロナ五輪監督で銅メダルを獲得。

そして、
母校 法政大学の監督に就任。

そこでも、
六大学リーグに7度、
全日本大学野球選手権大会に1度優勝の黄金時代を築き上げる。

経歴、監督実績からも、
次期侍ジャパンは、
この人でいいのでは?
と思えるうような人物である。


またそれ以外に12人の委員が。

委員  

鈴木清明  広島カープ球団本部長
大田垣耕造 元東芝硬式野球部監督。シドニー五輪日本代表監督
西山和夫  中日球団代表

竹中雅彦  日本高野連事務局長
山田隆   NPBエンタープライズ社長
林信平   ロッテ球団本部長

筒井崇護  日体大教授(ソウル五輪主将)
村山良雄  オリックス球団常務
野端啓夫  日本野球連盟専務理事

加賀山昭宏 日本野球機構 事業部長
善波達也  明治大学野球部監督
宮本慎也  言わずと知れたヤクルトの次期監督候補。

委員に関して、
プロ野球球団のお偉い方と、
アマチュア界のお偉い方での構成。

知恵を出し合うには、
少し現場のことがわかる人間が少ないか?
と言う気もするが…。

想像の域だが、
やはりプロ野球球団〇〇の人間の方に、
強い決定権があるように思えてしまう。


やはり、
ポイントはここであろう。

野球に精通していて、
力を持つ人間が少ない。

そこで、再び委員長の登場である。

井原 敦と言う人物は、
統一球問題でコミッショナーが勝手にボールを変えてしまった時の、
日本野球機構の事務次長。

実際のところ、
あの事件のあと、辞めるどころか、
日本野球機構のトップに昇格してしまったいわくつきの人物。

当時の宮本慎也が、
「あの飛ばないボールがなければ、
クビにならずにもう何年か野球が続けられた選手もいる」
と語っていた言葉が今でも胸に刺さる。

当時の経緯を知るものとしては、
”上の人間なんて日本の野球界のことなんか、全く考えていないんだな”
という記憶が蘇ってくる。

私個人的な意見として、
侍ジャパンの強化委員長が本当に、
侍ジャパンを強くしようとする意思があるならいいのだが、

今回の小久保監督から稲葉というリレーは、
ちょっと違うのではないか?
という違和感が拭えない。

また、
彼の発言で、新監督の基準という点で、
「2020年の東京五輪の金メダルという大目標へ向け、
チームを作り上げてくれる方」

と述べ、

監督の任期もオリンピック終了までというから、

どれだけ、
将来の日本の野球を考えられていないのかが、
腹立たしくなってくる。

では、
侍ジャパンの監督はどのような監督がふさわしいのか?
歴代の監督を踏まえて検証してみたいと思う。

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侍ジャパン歴代監督から新監督を選ぶ

ここでは、
2004年のプロ野球出身監督を元に、
2020年に向けた監督を選出していきたいと思う。

長嶋茂雄→中畑清
2004 アテネ五輪
銅メダル 7勝2敗

王貞治  
2006 WBC 
優勝 5勝3敗

星野仙一 
2008 北京五輪
4位 4勝5敗

原辰徳  
2009 WBC 
優勝 7勝2敗

山本浩二 
2013 WBC 
ベスト4 4勝1敗

小久保裕紀
2017 WBC
ベスト4 6勝1敗

どうしても目がいってしまうのが、
2回のWBCの優勝。

この時の監督が、
二人とも現役監督でのぞみ優勝をしている。
(王貞治・ソフトバンク)
(原辰徳・巨人)

この点から、
実際現場に立っている”采配勘”のある、
現役監督がやはり結果を残している。

星野仙一に関しては4年のブランク
山本浩二に関しては7年
小久保裕紀に関しては監督経験なし

監督経験豊富な2監督が結果が残せなかった理由は、
このくらいしか考えられない。

ここ最近の侍ジャパンの監督で、
結果が出てないのとリンクさせて考えるのなら、

監督未経験の若い指導者よりも、
やはりここは、
現役監督に指揮をふってもらうのがいいのではないか。


個人的には、

野球理論もしっかりしており、
実績も申し分ない、
栗山英樹(日本ハム)お推したい。

何せ、
栗山なら大谷を気兼ねなく使いこなせる。

と言うより、
侍ジャパンでの大谷翔平の活躍がみたい!
というのが本音かもしれないが。


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最後に

そもそも、
小久保裕紀を選んんだ時点で、
侍ジャパンは小久保と心中しなければならないのだ。

2017年のWBCでの大目標には確かに届かなかったが、
小久保裕紀という監督経験のない、
若いリーダーを選んだのだから、

2020年までは、なんとしてでも
小久保を続投させなければいけない。

おそらく、
小久保自身が身を引いたのであろうが、
評価するにはまだ早いし、

長期的な目でチームや監督を、
あるいはその後、
事務方の日本のリーダーに据えるくらいの意気込みで、
侍ジャパン強化委員は監督を選んでもらいたいものだ。

そいう視点で、
稲葉を選ぶのであれば、
結果はどうあれ、最低でも10年はやり続け、

のちに、
野球機構を背負って立たせるくらいの地位、
を与えてもらいたいものだ。


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