東京オリンピック放映権はいくら?それがもたらす五輪開催失敗の危機の可能性?!

スポーツ


東京オリンピックは平昌オリンピックに二の舞になる!

いや、それ以上過酷で、
それ以上につまらないオリンピックに
なるかもしれないのです!

それに絡んでくるのが
”放映権料”
なのです。


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2020東京オリンピックは失敗する?

東京オリンピックの各競技の正確な開催時間は、
まだ発表されていませんが、

おそらく、
平昌オリンピックのような感覚に陥るはずです。

というのも、
平昌オリンピックを観戦していて、
頭の中に疑問が残った日本人の方も
多いのではないでしょうか?

アジア開催。
ましてお隣 韓国。

なのに、
” いい時間で競技が見れない!”

時差もない事ですから、
それこそ、日本時間でも

「ちょっと早く仕事終わらせてのんびり五輪観戦…」

なんて思い描いていた人も多いはず。


ところが蓋を開けてみれば、
羽生結弦のフィギュアスケートは
お昼。

レジェンド葛西紀明のジャンプに関しては、
日付が変わるか変わらないかという
夜の遅い時間
と、ちょっと考えられない競技時間。

ヨーロッパとかの開催ならまだしも、
お隣のアジア開催ですからね!

そんな競技時間に
”なんで?”
と首をかしげてしまった平昌オリンピック。

『でも、東京オリンピックは大丈夫でしょ!』

いやいや、状況としては、
平昌オリンピックと変わらないのです。

その理由が、
アメリカとお金
なんです。


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東京オリンピックの放映権料はいくら?それがもたらすもの

平昌オリンピックにおける、
不自然な?時間帯での競技の理由は、

放映権とアメリカ

がキーワードです。



国際オリンピック委員会(IOC)
にとって最大の収入源となるのが、
オリンピックの放映権料
なのですが、

アメリカの放送局NBCは、

2014年ソチ大会から、
開催地が決まっていない2032年夏季までの

10大会分のアメリカ向け放送権を、
約120億ドルで落札したのです。

1大会たりおよそ1200億円。

ちなみに、
NHKと日本の民放が合同で支払う金額は、
今回の平昌五輪〜2024年パリの4大会分で、
約1100億円。

1大会分で計算すると275億円。

つまり、
東京オリンピックの放映権料は

・米NBC 1200億円
・日本連合  275億円

平昌オリンピックと同じことになります。

そうなるとどうなるかと言うと、
アメリカの主導のオリンピック

つまり”お金の力”ってやつです。

そんなアメリカNBCが当然考えるのは、
自国アメリカ国内での視聴率。

NBCとしたら、
アメリカ人が多く見れる時間帯に
放送したい訳です。

とはいえ、
アメリカで開催されない限り、
時差が生じるわけで、
普通なら諦めるのですが、

ここで何と、
開催時間の変更に言及 してくるのです。


平昌オリンピックに関して見れば、
NBCを含むアメリカ3大メディアが
大きなウェイトを占めていました。

そのため、
アメリカ国内で人気の種目が、
アメリカのゴールデンタイムに放送できるよう、

韓国で”変な”時間帯の競技時間に
なっていたのです。


羽生のフィギュアスケートのような、
その”変な開催時間”というのが、

過去の事例でいうと、
同じく韓国で開催された、
ソウルオリンピックの陸上100m決勝。

この時の決勝の競技時間が
昼の13:30でした。

中学高の陸上大会じゃないんだから…

よくよく考えると、
違和感がありました。

当初の予定では
17:00を予定していたそうです。

しかし、
ここでも見えない力が働いていたようです。

ちなみに、
韓国17:00という時間だと、
アメリカにとっては、
西部時間 深夜0:00
東部時間 深夜3:00

…もうお分りですよね!

さあ、ここでもう一度、
思い出してみてください。

アメリカNBCは、
東京オリンピックの放映権を
持っていることを!

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おかしいのは開催時間だけではない!

先ほど、
アメリカNBCが2032年のオリンピックまでの、
放映権を落札しているとありました。

という事は、
東京五輪の競技時間というのも、

当然平昌オリンピックと同じような扱いを
受けることは明白です。

しかし、
2020年に関しては、もう一つ、
アメリカ主導の勝手な制約が
突きつけられていたことをご存知ですか?

それは開催時期です。

みなさん、
もう一度思い出してください、
東京オリンピックの開催日程は

開会式 7月24日
閉会式 8月9日

8月の東京と言えば、

・うだるような猛暑
・ゲリラ豪雨

7月後半から8月前半という事で、
まだ猛暑のピークになっていない可能性は
ありますが、

スポーツ開催には、
最悪な環境ではないでしょうか。

この時期の室外での競技、
まして、
フルマラソンなんて大丈夫なんですかね?

先ほども取り上げました、
陸上100mも1日で一番暑い時間が
アメリカのお望みの時間帯。

選手はこんな環境で
ベストな走りが可能なのでしょうか?

ちなみに、
1964年東京オリンピックは秋開催でしたよね。

日本でスポーツをするなら春か秋。
絶対夏ではない!



では、
今回はなぜ夏にこだわるのか?

それは、
欧米のテレビ事情 が絡んできます。

9月に入るとサッカーの
欧州チャンピオンズリーグの戦いが
本格化します。

アメリカでは、
アメリカンフットボールNFLも開幕します。

夏にこだわるのは、
これらとの競合を避けるためなのです。

あのクソ暑い炎天下で
オリンピックを余儀なくされるのは、
何と他のスポーツ…

平和の祭典が聞いて呆れますね。

選手も過酷ですが、
外で声援を送る観客やファンにとっても
かなり過酷です。

というか、危険ですよね。

冷静に考えれば考えるほど、
東京オリンピック成功させるのは、
本当一筋縄では行かなそうです。


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最後に

このように、
開催国には競技時間などの決定権が
全くありません。

また、
どの観点から見ても、
選手の事が置き去りになってしまっている感が
否めません。

平昌オリンピックでさえ、
「もっと、
選手ファーストでやってあげればいいのに..」

と思う競技がいくつかありましたが、

東京オリンピックの過酷さは、
もしかしたら、
平昌の比ではないかもしれないのです。

選手が100%の力を発揮してこその
オリンピック。

「なんでこんな時期にオリンピックをやるんだ」

選手からたくさん聞こえてきそうな、
フレーズですが、
日本人なら誰でもわかること…ですよね。


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コメント

  1. ごんたパパ より:

    貴兄の予想どおりの展開になりました。慧眼に敬意を表します。

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