Tリーグ独自ルールと試合形式をわかりやすく解説!日程やチーム、有力選手は?

スポーツ

2018年10月
日本卓球のプロ化に向けた第一歩の新リーグ
Tリーグ

ここ最近、
オリンピックや世界卓球などで、

日本人の活躍がメディアや話題に上る機会も、
じわじわ増えつつある卓球。

日本人にとって、
学校や旅館などで気軽にできる庶民的なスポーツ
ということもあり、

今回のTリーグ発足は、
卓球人気をより加速させ魅了する可能性は大いにあると思います。

というのも、
Tリーグは独自ルールや試合形式において、
見ている側を大いに盛り上げるように考えられています。

そんな、
Tリーグの観戦ガイドならぬ、
試合形式や独自ルールをわかりやすく解説いたします。

これを知ることで、
今までと全く違う卓球を楽しむことが出来るのではないでしょうか。

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参加チームと主な選手

2018年の初年度における、
Tリーグ参加チームは男女それぞれ4チームです。

<男子>
T.T彩たま(埼玉) 
木下マイスター東京(東京)
岡山リベッツ(岡山)
琉球アスティーダ(沖縄)

<女子>
木下アビエル神奈川(神奈川)
トップ名古屋(愛知)
日本生命レッドエルフ(大阪)
日本ペイントマレッツ(大阪)

「ちょっと少なくい」
という気もしますが…。

実際のところ、

現在日本には
『日本卓球リーグ』
という実業団リーグがあり、

本来なら、
このリーグをベースにしてTリーグが発足する予定でしたが、
日本卓球リーグ側は参加を見送りました。

日本卓球リーグ側は、
2021年以降の参加を検討中とのことで、
しばらくの間は、
卓球界に2つのリーグが存在することになりそうです。

しかし、
女子チームの日本生命レッドエルフは、
実業団リーグを休会してTリーグに参加しています。

ですので、今後このような、
日本卓球リーグ→Tリーグ
と参加してくるチームも出てくるのではないかと思われます。

そして、
主な選手の所属先は?と言いますと、

リオオリンピック団体銀メダリスト
男子
水谷隼(木下マイスター東京)
丹羽孝希(琉球アスティーダ)
吉村真晴(T.T彩たま)

女子
石川佳純(木下アビエル神奈川)

また若手のホープ

張本智和(木下マイスター東京)
平野美宇(日本生命レッドエルフ)

ダウンタウン松本のカップラーメンのCM出演の
早田ひな(日本生命レッドエルフ)

しかし、
リオオリンピック銀メダリストの、
伊藤美誠
は、
東京オリンピック専念を理由に参加を辞退しています。

福原愛ちゃんも出来ることなら、
Tリーグでプレーする姿を見たかったです。
ちょっと残念。

ざっと見ても、伊藤美誠を除いては、
日本を代表する選手たちは一堂に参戦しています。

よく見ると、
有力どころはほぼ別々のチームに散らばってますね。

ですが、実際のところ、
ここら辺も細かく決まられているルールなのです。

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選手数とチーム編成

今お話しました、
チーム編成にもルールを設けています。

チーム編成においては、

「S」ランク
・世界ランキング10位以内(過去2年)
・五輪、世界選手権3位以内/団体優勝(過去4年以内)

「AAA」ランク
・世界ランキング20位以内(過去2年)
・五輪、世界選手権ベスト8以上(過去4年)

「AA」ランク
・世界ランキング50位以内(過去2年)
・日本選手権ベスト16以内(過去2年)

「A」ランク
上記には満たないがAAランクに見合う実力のある選手
(AAランクと対戦し2,3買いに1度は勝てるレベル)

と階級分けし、
各チーム6名以上で
「S」ランクの選手がチームに1名以上所属すること
を義務づけています。

また細かい
所属&出場レギュレーションはこちら

(1)Sランク選手はリーグ戦の8マッチデー以上に出場すること。
(2)AAAランク以上の選手がリーグ戦およびプレーオフすべてのマッチデーに出場すること。
(3)1つのマッチデーにおいて、Aランク選手は2名まで出場可。
(4)1つのマッチデーにおいて、必ず日本人選手が1名以上出場すること。
(5)リーグ戦4チームマッチ以上に出場する選手が6名以上となるようにすること。
(6)年間の登録選手枠はスポット参戦選手をふくめて最大12名まで。
(7)プレーオフ・ファイナルはベストオーダーで臨むこと。

なお(3)に関しては、
2019-2020シーズンからは1名のみ出場となります。

(6)に関しては、
 選手登録期限は1月末で、
シーズン中のスポット登録も可能なため、
世界トッププレーヤーのサプライズ参戦も期待できます。

細かいルールですが、
レベルの均衡が保たれないと、
リーグがしらけてしまいますよね。

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試合形式

■シーズン
10月〜2月(レギュラーシーズン)
3月(ファイナル)

■レギュラーシーズン
7回戦総当たりのリーグ戦

つまり
3チーム×7回戦=21試合
ホーム&アウェー及びセントラル方式

(セントラル方式とはホームでもアウェーでもない開催地
一箇所に集め全試合の対戦をすること)

そして、年間順位決定の方式はと言いますと、
1チームマッチ(試合)の勝敗(マッチカウント)に応じて、
勝ち点をつけ、
シーズン順位は勝ち点の合計によって決まります。

これは、
Tリーグの独自ルールの一つです。

つまり、
試合を落とさず強く勝ち切ればれば、
より勝ち点を得られるので、
常に白熱した試合が行われます。

勝ち点の内訳は次の通りです。

勝ち点
4勝0敗 4点
3勝1敗 3点
3勝2敗(延長勝ち)3点
2勝3敗(延長負け)1点 
1勝3敗 0点
0勝4敗 0点

■プレーオフ(ファイナル)
レギュラーシーズン勝ち点の多い、
上位2チームがファイナルを行い、
勝者を決めます。

■1日の試合の内訳(マッチデー)
試合は「4マッチ制」
・ダブルス1マッチ(2ゲーム先取)
・シングルス3マッチ(3ゲーム先取)

なお、
卓球において試合のことを”マッチ”と呼びます。

4マッチを終えた時点で、
マッチカウントが2-2になった場合は延長戦。

シングルスで11ポイント先取の1ゲームで決着をつけます。

この延長戦=ビクトリーマッチ
も、Tリーグ独自のルールの一つです。

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最後に

卓球のプロリーグを目指して発足されました、
Tリーグですが、

僕は成功するのではないかと予想しています。

実際、最近世界卓球とか、
テレビで見るようになりましたし、
日本中の関心も高くなりつつあると思います。

また、
東京オリンピックに向けて、
若手の台頭もあり」メダルの期待も高まります。

そういった点でも、
東京オリンピックの成績、メダル獲得こそが、
Tリーグ発展の鍵になると思いますね。

オリンピックで大注目され、
国内の実業団がTリーグに参戦し活性化され、
街で卓球ブーム…

結構現実的な話だと思いますけどね。
大いに期待して見守りたいと思います。

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