白鵬が帰化しない理由は?引退後は親方?それともモンゴルで政治家?

スポーツ

幕内優勝回数や通算勝星数 など、

しばらくは塗り替えることのできないであろう、
記録を打ち立てている、

横綱 白鵬

記録に関しては、
過去の大横綱と肩を並べても遜色のない成績であります。

そんな白鵬でさえ、
近年は全盛期ほどの絶対的な強さは見られず、
そろそろ”引退”の2文字もちらつき始めているのが現状です。

そうなると、
引退後の去就が気になるところであります。

しかし、
白鵬は親方になる為に必要な
”2つのもの”を持っていないのです。

白鵬は引退後どういう道を歩むのでしょうか?

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白鵬が親方になる為の2つの壁

白鵬が仮に親方になる為には、
必要なものが2つあります。

それは、
日本国籍と年寄株
です。

正確にいうと、
この二つはリンクしているのですが、

まず”親方になるため”と言うより、
力士を引退して相撲協会に残るためには、

『年寄株(年寄名跡)』

これを取得しなければなりません。

そして、
これを取得するための条件というのが、
日本人であるということ。

つまり、
外国人である白鵬は、
”日本国籍を取得しないと年寄株を持てない”
と言うことなのです。

一部の噂では、
親方になって部屋を持ちたいという話もあれば、
モンゴルに帰って大統領になりたい
などという話もあるとか…。

平成の大横綱 白鵬は、
引退後どうなってしまうのでしょうか?

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白鵬が帰化しない理由

白鵬が親方になる為にしなければならないことは、
・日本国籍を取得(帰化)すること
・年寄株(名跡)を取得すること

一般的にはこれが必要でありますが、
あくまでも”一般的には”です。

というのも、
白鵬自身は親方になる意欲はあると言われています。
親方となり、
銀座の一等地にカラスばりの部屋を持ちたい…と。

しかし、白鵬は、
現行の制度に”一石を投じたい”と考えているのです。

それは、
『モンゴル人のまま親方になること』
です。

白鵬の言い分では、
「なぜ今まではモンゴル人のままで、土俵に上がれたのに、
 親方になるのに日本人にならなければならないのか?」

確かに一理あります。

では、なぜそこまで、
白鵬はモンゴル国籍にこだわるのか?

一部の報道では、
”父が白鵬の帰化に強く反対していた”
とも言われていました。

モンゴルの英雄である父、
モンゴル相撲の横綱であり、
オリンピック銀メダリストの息子を外国人にはしたくない
というのもわかります。

一方では、
モンゴルに帰って政界進出する時の為に、
モンゴル国籍のままでいたい
という考えもあるようです。

でも、親方にもなりたい…

となると、
モンゴル国籍のまま親方になることが、
双方の面で好都合となるのです。

また年寄株問題ですが、
白鵬は現時点では持っていません。

しかし、
白鵬の考えている青写真はこれです。


『一代年寄で親方になること』

『一代年寄』とは、
特別に功績があった横綱に対して、
年寄株を取得しなくても、
しこ名のまま定年まで年寄(親方)でいられる制度を言います。

過去に一代年寄を与えられた力士は、
たったの4人です。

・大鵬
・北の湖
・貴乃花
・千代の富士(辞退)

これに白鵬もあやかろうということで、
未だに年寄株の取得に動いていないと見られています。

そこで問題となるのが、
”一代年寄にも日本国籍が必要なのか?”
という点。

実績的にも、
白鵬が一代年寄を与えられることは、
歴代の4人と比べても全く遜色はないですが、

ここを白鵬は”モンゴル国籍のまま”
ということをゴリ推していきたいのでしょう。

ただ、
最近”横綱の品格”という点で、
あまりいい声が聞こえてきません。

・エルボー気味にカチあげる立ち合い
・懸賞金の取り方が荒い

など、
『日本人が期待する横綱像とかけ離れている』
と指摘する人も多いです。

横綱に関しては、
強ければいいと言うものではなく、
その地位にふさわしい品格と抜群の力量、
そして、
全ての力士を代表する存在でなければならないのです。

しかし、白鵬はこの品格を
著しく貶しているようには見えないと思うのです。

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白鵬はモンゴル人のままでいい

最後に、
私個人の見解も含めてですが…

先にも書きましたが、

力士の間は”モンゴル人”=◎
親方になったら”モンゴル人=×

はちょっと理解できませんね。

そもそも、
日本の国技・相撲に、
外国人が力士としていること自体が議論対象だと思うのです。

だったら、
力士になる時点で日本国籍を取得させるべきです。

個人的には、
女性が土俵に上がってはいけないのなら、
外国人だって同じなのでは?と思ってしまいます。

しかし
それを認めている以上は、
外国籍の親方がいてもいいと私は思います。

10代から祖国を離れ、
言葉を含め日本の文化を見に染み込ませてきたわけです。
はっきり言って、
今時の日本人より日本人らしいかと。

そして、
横綱にまで上り詰め、
今の大相撲を支えている功労者には異論はないはずです。

まして、
八百長騒動で人気がガタ落ちした大相撲を、
ここまで復活させたのは白鵬人気が一役買っていたことは、
言い過ぎではありません。

最近『横綱の品格』
などの話が持ち上がりますが、

横綱審議委員会の「品格確認基準の内規」
一、相撲に精進する気迫 
二、地位に対する責任感 
三、社会に対する責任感 
四、常識ある生活態度 
五、その他横綱として求められる事項

これらが、
著しく欠如している力士ではないと思います。

また、
親方業を何年か全うしたら、
”モンゴルの政治家になりたい”と言う、
夢を叶えさせてあげるのも大いに結構ではないでしょうか。

むしろ、
日本の国技の横綱が、
モンゴル国の大統領になる

なんてなれば大変名誉なこと。
誰でもなれるわけではありませんし。

結論として、
白鵬が協会の仕組みを変えて、
外国人親方の第一号となり、
ゆくゆくはモンゴルを背負って立つ人間になる!

これを大いに応援したいと思います。

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