”火花”での読書感想文の書き方!3つの書き出しポイントとは?

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今、日本で一番話題の本といえば、

お笑い芸人・ピース又吉直樹の
芥川賞作品
『火花』

ではないでしょうか。

話題性はもちろん、
芥川賞作品である興味、

また、
お笑い芸人が書いた文学への興味

となどの点から、
読書感想文に選ばれるケースも多いようです。

そこで、
『火花』を題材にした、
読書感想文の書き方のポイントを
お教えしちゃいましょう。


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読書感想文を書き方の3つのポイント

読者感想文における、
要点となるポイントは、

・なぜその本を選んだのか?

・自分が一番印象に残った場面は?
 そこからどのようなことを感じたのか?

・この本を読んで、
 自分はこれからどうしていきたいのか?

この3つです。

これらについて書き出していけば、
『火花』の読書感想文も書き上げられます。

ではこれらの点を踏まえて、
『火花』の読書感想文を書いてみましょうか。


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なぜ『火花』を選んだのか

書き出す前に、
一言加えておきたいのですが、

このような感想文は、
”自分の思ったこと”をただ素直に書けばいいのです。

「こう書かなければいけない!」とか、
「これが書き方の正解」

と言うものは一切ありません。

それを踏まえて、
行ってみましょう。

なぜ『火花』を選んだのか?

これは、
皆さん比較的楽に思い浮かびますよね。

・今一番騒がれている書籍だから
・お笑い芸人が書いた本だから
・芥川賞作品に興味があるから

などなど、
理由は思いつきますよね。

その理由に
”肉付け”させて行けばいいと思います。


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自分が印象に残った場面は?

これも個人で印象に残った場面を
『なぜ印象に残ったのか?』
と言う点で掘り下げて行けば良いと思います。

例えば、
・徳永が売れない神谷に
 惹かれて行ってしまうところ
→尊敬し才能ある先輩がなかなか売れない

・神谷が笑いの為に豊胸手術をするところ
→”お笑い”に対してストイックであるも
 万人に理解されない天才の苦悩

・お金が無いにも関わらず、
 後輩におごり続けるところ
→先輩芸人としての意地とプライドと現実

場面場面で具体的な描写に対して
思ったことを書いてもいいですし、

先輩芸人・神谷の苦悩
後輩芸人・徳永の神谷に対する思い

などで感じたことを
自分に照らし合わせてみると

書きやすいかもしれません。

例えば
「笑いを追求するも、なかなか受け入れられず、
 努力も評価されない苦悩・悩みに切なさを感じました。」
 


自分はこれからどうしていきたいのか?

2番目の印象の残ったことを踏まえて、
・自分は神谷を見てこうしていきたい
・自分が徳永ならこうする

という思いを綴って行けばいいと思います。

ここも、
より具体的に文章に、
肉付けさせていけばいいと思います。


最後に

私自身の感想としては、

先輩芸人・神谷の苦悩切なさが痛々しく

それでも、
先輩としてのプライドは決して捨てない、

挙げ句の果てに
自分の体を代償にするも受け入れられず
空回りする神谷に同情と共感する部分がありました。

それよりも
一番思ったのは、

又吉直樹はスゴいな
ということですかね。


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