選抜高校野球21世紀枠の選考基準とは?候補予想は古豪進学校!

スポーツ



センバツ

その名の通り、
”選ばれた者”だけが出場できる

春の高校野球

その中でいつの間にか定着していた、

『21世紀枠』

前から不思議に思っていた選考の基準。

調べれば調べるほど..
当初の意味合いと若干違ってきている印象もあります。

そんな視点も踏まえつつ、
21世紀枠の選考の基準を見ていきましょう。

しかしその傾向が、
あまり参考にならないんですわ。


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センバツ高校野球21世紀枠選考の基準

<選考される基準>
・128校を上回る都道府県ではベスト32以上
・それ以外の県ではベスト16以上
(2013年以降)

この基準では、
出場校が32を下回る県では、
県大会初戦敗退でも甲子園に出場できる可能性があります。

ちなみに該当する県は
・福井県
・鳥取県
でありますが、

つまりここら辺は、
あっても”無いような基準”です。

そして、

・部員不足やグラウンドがない、
豪雪地帯といった学校・地域の特性などの困難を克服した学校

・ボランティア活動といった野球以外の活動での
地域貢献で他校の模範となる学校

という初期の選出における条件でありましたが、

最近では、

『他校の模範』=進学校
『予選成績』 =甲子園出場一歩手前の成績
『出場から”より”遠ざかっている学校』
(過去に優勝経験のある学校や、
県内では強豪といわれる学校)

といった項目が選考基準のキーワードのようであります。


それらに該当した高校が、
次の流れでふるいにかけられる。

<選出の流れ>
・各都道府県の高野連が推薦校1校を決定
・その中から全国9地区ごとに代表推薦校を選出
・その9校から3校を21世紀枠として選出

その3校のうち、
・東日本〜東海以東で1校
・西日本〜近畿以西で1校、
・その他1校
選出される。

この中で、
『その他』というのが、あまりよくわからないもので、

「同じ敷地内に夜間定時制と通信制の高校が併設され、
練習が制限される中で秋の県大会8強入り。」

「全校生徒が日本赤十字の会員で、
青少年赤十字モデル校の指定を受けている」

「右翼が左翼より30メートルも
短い変形グラウンドという悪条件を、工夫を凝らした練習で克服。」

「地域の清掃活動に積極的に参加。
運動部員が小学校へ出前授業をしている。
生徒が梨農家の手伝いをしている。」

これらの半分以上は、
私の母校にも当てはまっちゃいますけど…。

なんか曖昧ですね。

そんな21世紀枠は今回も選出されます。

そこで、
”最近の傾向”が勝つか?
”曖昧さ”が勝つか?

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21世紀枠2017選出校予想

2017年の地区推薦校は以上です。

北海道  富良野
東北   不来方(岩手)
関東東京 石橋 (栃木)
北信越  富山東(富山)
東海   多治見(岐阜)
近畿   洛星 (京都)
中国   倉吉東(鳥取)
四国   中村 (高知)
九州   高千穂(宮崎)

この中から3校選ばれるわけですが、
はっきり言ってなぜ選出されたかわからない地区もあります。

まずは、東北。

地域推薦で
不来方(こずかた)高校が選ばれています。
・県大会準優勝
・地区大会初戦敗退
・部員10人

かたや、

秋田の横手高校
・県大会優勝
・地区大会8強
・文武両道
・除雪ボランティアを務める

これ比べられないですよね。
むしろ、
横手の方に軍配が上がってもいいくらいです。

また、九州地区では、推薦されたのが、

宮崎県の高千穂高校
・県準優勝
・地区大会初戦敗退
・創部69年目で初の九州大会
・地域密着

方や、

長崎東
・県大会準優勝
・地区大会初戦敗退
・105年ぶりに九州大会
・文武両道

単純に比較できませんよね。

この21世紀枠でも、もちろん、
出場できる学校があれば、出られない学校もあるわけで、

ここに関して、
透明性でわかりやすい選出方法でないと、
かえって”モヤモヤさ”を与えてしまわないか
心配です。

この中で敢えて予想するなら、
・進学校の洛西
・文武両道、甲子園から長らく遠ざかっている 中村
・昨年災害の被害を受けた練習環境が悪かった 富良野

といったところでしょうか。

何度も言います。
それぞれの比較は難しいですよ!


最後に

『あと一歩で甲子園出場のチャンスを逃し続けている
チームなどを別枠で選抜甲子園に出場させ、
多くの野球部員に夢と希望を与えようというもの。』

夢と希望…
与えられているんですかね?

いっそのこと、
所ジョージの番組の『ダーツの旅』
みたいに選んでしまった方が、
返ってスッキリするかもしれませんね?

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