アウトスタンディング・ルーキーとは?MLB新人賞との違いは?大谷はどっちを受賞?




2018年大谷翔平は新人賞を獲得して、
『アウトスタンディング・ルーキー』は逃したとか…

ちょっとわかりづらいですが、
『アウトスタンディング・ルーキー』とは一体どんな賞なのでしょうか?
またMLB新人賞との違いは?


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『アウトスタンディング・ルーキー』 とは?

この賞は、
その年最も活躍した新人を選手間の投票で選び、
それによって選ばれた賞を言います。

この賞、
選手間投票
というのがポイントです。


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2種類の”新人賞”の違いとは?

『アウトスタンディング・ルーキー』は、

”選手間の新人賞”
または、
”プレイヤーズ・チョイス・アワーズ
(Players Choice Awards)”

とも呼ばれる通り、

選手会が中心となって、
選手間の投票で選ばれるものを言います。


この表彰は歴史がまだ浅く、
1994年からと、
まだ20年程の期間の賞であります。

受賞者に賞金は贈られませんが、
選手会から無償資金2万ドルを得て、
慈善活動団体への寄付先を選んで寄付することができます。

と、このように、
慈善活動の色合いが濃い賞とも言われています。


それに対して、

大谷や野茂、イチロー、大魔神佐々木、
が受賞した新人賞は、

MLB機構が中心
となって、全米野球記者協会の投票で決定します。


こちらの方は歴史が古く、
1947年に制定されています。

また、意外なことに、
こちらの新人賞には賞金が出ません。


ですが、
所属球団との契約内容で、

タイトルひとつに付き○○万ドルとか、
出来高とかという契約をしていれば、

球団からはもらえますが、
あくまでも”契約していれば”の話です。


おさらいしますと、

■選手間新人賞『アウトスタンディング・ルーキー』
選出者:選手
創設年:1994
賞金 :なし(ただし2万ドルの寄付権利)

■MLB新人賞
選出者:全米野球記者協会の記者
創設年:1947
賞金 :なし(トロフィーと名誉のみ)



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最後に

実際のところ、
2種類の新人賞というものがあるのを初めて知りました。

日本においては、
日本野球機構のみで、
記者による選出は変わりません。

ちなみに、
日本の新人賞は100万円。

新人賞という一生に一度の賞にしては、
日米ともにあまり価値が反映されないように思えます。


アメリカメジャーにおいて、

野球を取材している記者の選出と、
プレーしている選手が選出するのとでは、
どちらが価値があるのか?

個人的には、
選手に選ばれた方が嬉しいかと思いますね。

同じフィールドで戦うライバルが、
認めてくれたということに私は価値があると思います。

が、それにしても、
どちらの新人賞をとっても、
やはり輝かしいことには変わりありません。

イチローや大谷に続く、
メジャー新人王は今後現れるのでしょうか。



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