日本プロ野球歴代の台湾出身選手一覧!二郭一荘から王柏融まで!



日本プロ野球界において、
助っ人外国人の存在が、
優勝を左右すると言っても過言ではありません。

そんな中でも、
台湾人助っ人の存在は長い歴史があるように思います。

そんな台湾人助っ人に今回、スポットライトを当てて、
ご紹介していきたいと思います。


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歴代台湾人助っ人一覧

日本球界において、
最初の台湾人選手は、
戦前の呉昌征(ゴ・マサヨシ)選手


その後、
日本プロ野球に属した台湾人選手は、
42人(2018現在)



その中で、
日本プロ野球に最初に属したチームで、
一番多かったのが、

巨人の8人

ついで、
西武の6人
阪神、ロッテ、中日の5人
と続きます。



また、
南海、ダイエー、ソフトバンクをひとくくりとすれば、
こちらも5人

となっています。



また、逆に広島は、
台湾人選手が在籍したことがありません。

そんなことを踏まえながら、
日本プロ野球に属した台湾人選手の一覧を見てみましょう。


呂 彦青(ル・イェンチン 阪神)
2018~ 投手
1軍登板なし

張奕(チャン・イー オリックス)
2017~ 外野手→投手
育成

呉念庭(ウー・ネンティン 西武)
2016~2018 遊撃手
通算安打34本 本塁打0

C.C.リー(シー シー リー 西武)
2016 投手
0勝0敗1ホールド

宋家豪(ソン・チャーホウ 楽天)
2016~ 投手
5勝3敗

郭俊麟(クォ・ジュンリン 西武)
2015~2016 投手
3勝10敗

蔡森夫(ツァイ・セェンフー  ロッテ)
2011〜2012 内野手
育成

陳冠宇(チェン・グァンユウ DeNA・ロッテ)
2011~2014 投手
実働4年
通算3勝4敗 4ホールド

黄志龍(ファン・ツーロン 巨人)
2010〜2011 投手
0勝1敗

王 溢正(ワン・イーゼン DeNA)
2010~2013 投手
通算0勝4敗

林 彦峰(リン・イェンフォン ロッテ)
2010~2011 投手
育成

蕭一傑(しょう いっけつ 阪神)
2009~2012 投手
0勝1敗
2008年のドラフト1位

鄭凱文(ジェン・カイウン 阪神)
阪神 2009~2012
DeNA 2013
投手 実働5年
2勝3敗1ホールド

李昱鴻(リー・イーフォン 巨人)
2008~2011 投手 育成

林 恩宇(リン・オンユ 楽天)
2007~2009 投手
通算 1勝3敗

李杜軒(リー・トゥーシェン  ソフトバンク)
2007~2016 内野手
千葉ロッテマリーンズ 2018~
1軍出場なし

呉偲佑(ウー・スヨ  ロッテ)
2007~2008 投手
通算 0勝0敗

林 羿豪(リン・イーハウ 巨人)
2006~2013 投手

陽耀勲(ヤン・ヤオシュン ソフトバンク)
2006~2013 投手
実働5年
通算5勝5敗 1ホールド
陽岱鋼の兄

陽岱鋼(ヨウ・ダイカン 日本ハム・巨人)
2006~ 外野手
実働12年 
通算安打1091本 本塁打100本

林英傑(L・インチェ 楽天)
2006~2008 投手
実働3年
 通算 0勝4敗

陳偉殷(登録名チェン 中日)
2005~2011 投手
実働5年
36勝30敗 1S 14ホールド
最優秀防御率:1回(2009年)
中日からメジャーのオリオールズ、マーリンズへ。

姜建銘(ジャン・チェンミン 巨人)
2005~2008 投手
実働4年
5勝6敗

林 威助(リン・ウェイツゥ 阪神)
2003~2013 外野手
実働10年 
通算安打270本 本塁打31本

陳文賓(チェン・ウェンピン  ダイエー)
2003 外野手
通算0安打

張誌家(チャン・ズージャ 西武)
2002~2006 投手
実働3年
通算26勝19敗 1S 4ホールド

余文彬(ユ・ウェンピン オリックス)
2002 投手
1軍出場がないまま退団

曹竣揚(ツァオ・チュンヤン 中日)
2000~2002 投手
0勝1敗

許銘傑(シュウ・ミンチェ)
西武 2000~2011
オリックス 2012~2013
投手
実働14年 
49勝49敗2S 39ホールド

2018年から、
西武の二軍投手コーチに就任

郭李建夫(カクリ・タテオ 阪神)
1993~1998 投手
27勝31敗19S

大順将弘(たいじゅん まさひろ ロッテ)
1991~1992 内野手
通算安打5本 本塁打1本
大豊の兄

郭建成(カク・ケンセイ ヤクルト)
1990~1991 投手
0勝4敗

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大豊泰昭(たいほう やすあき 中日・阪神)
1989~2000 内野手・外野手
実働14年 
通算安打1089本 本塁打277本
本塁打王:1回 (1994年)
打点王:1回 (1994年)

陳義信(登録名はよしのぶ 中日)
1989~1990 投手
実働2年 3勝1敗

呂 明賜(ろ めいし 巨人)
1988~1991 外野手
実働4年
通算安打89本 本塁打18本

荘勝雄(そう かつお ロッテ)
1985〜1995 投手
実働11年
70勝83敗33S
ロッテのコーチも長年務めた
(1996、1998~2009)

郭泰源(かく・たいげん 西武)
1985〜1997 投手
実働13年
117勝68敗 18S

三宅宗源(みやけ そうげん ロッテ・巨人)
1981~1985 投手
実働3年
通算5勝16敗 1S

郭源治(カク・ゲンジ 中日)
1981~1996 投手
106勝106敗116S

李来発(り らいはつ 南海)
1980~1983 外野手
実働2年 
通算安打16本 本塁打3本

高英傑(コウ・エイケツ 南海)
1980~1983 投手、外野手
実働4年(投手2年)
3勝1敗
通算安打30本 本塁打1本
台湾メジャーリーガー王建民を育てた

呉新亨(ゴ・シンキョウ 大和・巨人)
1943~1952 外野手
実働9年 
通算安打568本 本塁打14本
盗塁王:1回 (1944年)

呉昌征(ゴ・マサヨシ)
東京巨人軍(1937〜1943)
阪神軍・大阪タイガース (1944,1946~1949)
毎日オリオンズ (1950~1957)

通算実働20年
通算安打1326本 本塁打21本
15勝7敗
首位打者:2回 (1942年、1943年)
盗塁王:1回 (1944年)

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最後に

1980年代
日本で活躍していた

郭源治(中日)
郭泰源(西武)
荘勝雄(ロッテ)

を「二郭一荘」と称し、
台湾国内においても人気を博していました。

日本プロ野球に在籍した時代、

テレビは三局しかなく、台湾でも活躍を見たいがため、
レンタルビデオ店では、

なんと、
彼らの登板シーンを録画したVHSビデオが、
貸し出されていたとも聞きます。

そんな、
台湾の英雄が日本でも活躍していたのは言うまでもありません。

個人的に、
台湾人選手が活躍している印象が強いチームをあげるとすると、

西武と中日

です。

西武は何と言っても、
郭泰源
その流れで、
投手が活躍しているイメージがあります。

許銘傑(シュウ・ミンチェ)実働14年
張誌家(チャン・ズージャ)3年で26勝

また、
中日といえば、

先発に抑えに活躍した、
郭源治 

本塁打王と打点王を獲得した、
大豊泰昭

中日からメジャーに渡った左腕
チェン

印象深い台湾人選手が多いです。

そして、
2019シーズンより、

”大王”王柏融が、
日本ハムに加入します。

過去に、
台湾人選手の獲得には積極的ではありませんが、
陽岱鋼の活躍からもわかるように、

日ハムが選んだ台湾人ということで、
期待してもいいのではないでしょうか。



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