マグロ初競りなぜ高い?漁師の取り分は?歴代の落札額とすしざんまいの功績!

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なんでマグロ初競りってこんなに高いの?

2019年のマグロの初競りはすごかった!

278kgの大間のマグロを
なんと3億3360万円で落札
ですよ!



さて、
ここで気になる疑問!

『なんで初競りってこんなに高いの?』

マグロに限ったことではありませんが、
今回のケースは別格!
なんでそこまで釣り上げるのか?

私個人的な見解ではありますが、

この、すしざんまいの初競りって、
ただのパフォーマンスではないと思うんですよね。


キーワードは、
”漁師の取り分”
といったところでしょうか。


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なぜ初競りは高い?

最初にお話しした疑問ですが、
『なんで初競りは高値で取引されるのか?』

それは、
”ご祝儀相場”
とも呼ばれ、

”最初のせり”ということで、
お祝いや景気付けの意味を込めて、
少し高く取引がなされます。


しかし、

近年のマグロの初セリに関しては、
”ご祝儀”という言葉では片付けられないくらいの状況に、
なってしまっているかと思います。


そして2019年の初競りでは、
マグロ一匹がなんと3億3360万円で落札!

このマグロをキロ換算すると、
1kgあたり120万円。

一般的な相場が、
1kgあたり、
安い時期(夏場)で5,000円~6,000円
高い時期(冬場)で18,000円~20,000円

というから、
まさに桁違いとしか言いようがありません。


そんなマグロの初セリで、
近年、名を馳せているのが

”すしざんまい”でおなじみ、
株式会社喜代村 代表取締役社長 
木村清氏

正直、
『すしざんまい』という名前は、

『マグロを高く競り落とす寿司屋』
ということで、
知った人も多いのではないでしょうか。


そうなんです!まさにそこが狙いなのです!

初競りでマグロを競り落とす事こそ、
最高の知名度UPにつながっているのです。


今まさに新年の風物詩と化している、
マグロの初競り。

このマグロのニュースは、
箱根駅伝くらいの取り上げられ方でして、

2018年に関しては、
『すしざんまい7連覇ならず』
と、
”すしざんまいの為のマグロの初競り”
というくらい知名度をあげました。


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過去10年の初競りの落札額

というのも、
過去10年の初競りの落札額と落札者を見てみますと、

2010 1,628万 リッキー・チェン/久兵衛
2011  3,249万 リッキー・チェン/久兵衛
2012  5,649万 喜代村
2013  1億5,540万 喜代村
2014  736万 喜代村
2015  435万 喜代村
2016  1,400万 喜代村
2017  7,420万         喜代村
2018  3,645万 鮨おのでら
2019 3億3360万     喜代村

2012年から6年連続で落札しています。

そして、
その落札額も飛び抜けていて、
2013年には1億越え!
2019年には3億と、

インパクト大です。


これが、
お正月のニュースに毎年流れるわけですから、
宣伝効果は絶大です。



しかし、
店頭に並ぶすしの価格は通常のまま。

大トロ 1貫398円
中トロ 298円
赤身  158円

何より、
『3億円で落とされたマグロ』

という付加価値のついたマグロを、
一目見たいという人が店に並ぶようになっているのです。

そりゃ、気になりますよね!


しかし、
これはただのパフォーマンスかと言いますと、
私は決してそうとは言い切れないと思うのです。

そこには、
第一次産業に敬意を払っているように思えるのです。


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マグロの価格と漁師の取り分

落札金額の配分ですが、
2019年のすしざんまいの鮪
3億3360万円を例に見ていきましょうか。

落札額の振り分けとしては、

・青森県魚連 1.5%
・大間漁協 4%
・豊洲市場の荷受業者 5.5%
・釣り上げた漁師 89%

つまり、

今回のマグロが3億3360万円なので、

・青森県魚連 約500万円
・大間漁協 約1334万円
・豊洲市場業者 約1834万円
・釣り上げた漁師 約2億9690万

という金額になります。



しかし、
実際はここに税金が絡んでくるので、
このマグロだけに限ってみれば、

税金で4割持って行かれてしまうので、
漁師さんが実際手にするお金というのが、

約2億9690万×60%
約1億7800万円



マグロ一匹で億万長者ですよ!
すごい話です。

通常の冬場のマグロで、
200キロ=400万円(kg=20,000円)
と考えても、

どれだけ桁違いかわかります。


しかし、
今回のマグロにはそれだけの価値があったようです。

例年ですと、
初セリのマグロは”止めもの”と呼ばれる、
前の年の残り物でした。

しかし、そのマグロは、
初競りの前日に大間漁港に水揚げされたもので、
出品されたマグロの中では一番の大物。

獲れたタイミング、品質、大きさともに申し分ありませんでした。


このように正月から船を出し、
マグロを市場に送り出す漁師さんには本当頭が下がります。


今回の3億円の”ご祝儀マグロ”

この”ご祝儀”にあやかるのは、
当然漁師さんであるべきだと思います。

私はこの事がすごく良い事だと思うのです。

日本の食文化を支えている、
第一次産業に”夢と希望”を与えるすしざんまいのような初競り。

正直、
すしざんまいの社長がここまで考えて、
競りをしているかはわかりませんが、
廃れゆく産業に光を与える瞬間に私は思えてなりません。

なので、
売名行為やお金のバラマキと揶揄されがちな、
マグロの初競りではありますが、

私は漁師さんが潤うのであれば、
それだけで還元できていると思います。

私自身、
漁師船に何度か乗った事がありますが、
本当に過酷。

夜中に出港し、
真冬の海など本当に厳しいです。

そういった人たちがいて、
家庭の食卓に魚が並んでいるという事を、
私たちはもう少し知っておいても良いと思います。

そういった点でも、
「すしざんまいありがとう」
と言いたいのです。


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