今や知らない人はいない!
消せるボールペン
”フリクション”
この”消せる”という、
便利なこの機能。
しかし、
消したくないのに、
「消えちゃった」
という場面に出くわして、
泣く泣く諦めた人いませんか?
私は、
ストーブの近くの置いておいたら、
ビシッと書き詰めたノートが、
真っ白に!
フリクションで、
文字の消し方はわかるけど、
一度消えた文字って、
元に戻らないと思ってました…。
しかししかし、
この消えた文字をある方法で、
再び浮かび上がらせることができるんです。
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フリクションで消えた文字を復活させる方法
フリクションボールペンで書いた文字が、
消えてしまって、
その文字をもう一度復活させる方法は、
消えてしまったものを、
−20℃以下に冷やします。
これで、
一度消えた文字が再び浮かび上がり、
見事無事に復活できるのです。
文字が消えて、
愕然!うなだれていた人!
諦めてノート捨てちゃダメですよ!
文字が消える仕組みは?
まずは、
フリクションボールペンのインクの性質から、
説明しましょうか。
まず、
フリクションボールペンのインクには、
A 色の成分(それ自体では発色しない)
B 発色させる成分
そして ”C” という
3つの成分が含まれています。
文字を書いて、
”文字”として色が浮かび上がるのは、
AとBの成分が結びつくことで色が浮かび上がります。
そして、
文字を消したいときには、
ペン先とは逆のゴムの部分で文字をこすると、
時は消えますよね。
ここで、
一体何が起きているのか?と言いますと、
ゴムで擦ることで、
瞬間的に熱を生み出しているのです。
フリクションのインクは、
60℃以上で消えてしまうのですが、
実際は消えてはいないのです。
消えた文字が復活する仕組み
【A色の成分+B発色させる成分】
この二つの成分がくっついて、
初めて文字として浮かび上がっているのですが、
温度が60度以上になると、
Cの成分が、
AとBの成分を引き剥がし、
Bの成分にのみ付着するのです。
Bの発色成分を失った、
Aの成分自体は、
”浮かび上がらせてもらう力”を失っただけで、
見えない文字として存在はしています。
またこのCの成分の特徴として、
−20度以下でその機能を失います。
つまり、
A+C
だったのが再び、
A+B=文字
として復活するのです。
というわけで…
要するにノートを冷凍庫に入れちゃえばいいんです。
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最後に
”消せる”という便利さが故に、
大事に書き留めたいノートにも、
ついつい、
フリクションを使ってしまっていました。
実際、
暑いところや、お湯をかけてしまって、
文字が消える、
「それっって自己責任。
消えたらしょうがない!」
と思っていたのですが、
これでもう気兼ねなく、
フリクションを使うことができますね。
消えたら、
−20度まで冷やす!
これで怖いものなしですよ!
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