日本はキューバ勝てる!
でも、勝てないと世界一は無い!
第4回WBC
我らが『侍ジャパン』が世界一になる為に
まず最初に立ちはだかる壁、
そしてこの大会の命運を左右する試合が、
キューバ戦
です。
結論から言うと、
侍ジャパンは勝てる!問題なし!
その理由は二つあります。
その一つは
4番デスパイネとセペダ
もう一つは、
”亡命”
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日本がキューバに勝てる理由
まず、理由の一つに挙げられるのが
キューバ不動の四番。
デスパイネ
みなさんご存知であろうか?
あのロッテのデスパイネは、
キューバリーグで歴代最多本塁打の記録を持つ 、
偉大なる選手なのです。
(その年は87試合出場で36本塁打)
そのデスパイネは昨年、
千葉ロッテマリーンズに在籍しており、
昨年(2016)のロッテでの成績を見てみると、
打率 .280
本塁 24本
打点 92
普通の外国人選手とすれば及第点であるが、
『キューバの記録保持者』
という視点で見ればやはり物足りない数字である。
私個人的には、
「キューバのスラッガー」といえば、
”リナレス”や”キンデラン”という、
金属バットがやたら軽々しく振り回す、
豪快なスラッガーを思い出してしまうのだが、
デスパイネが、
彼らより”上”というイメージは抱きにくい。
また、裏を返せば、
日本のピッチャーがデスパイネを抑えられている
とも言えよう。
4年前の第3回WBC2013
福岡ラウンドでは
大会通算で、3本塁打9打点を記録し
MVPに輝きます。
ホームランに関しては大会最多タイであるが、
それも4年前の話。
2017年の今年で、
31歳ねなるデスパイネ。
今がまさに、
一番脂の乗り切っているところかもしれませんが、
日本球界では、
24本塁打止まりの選手。
恐れるに足りずです。
また、キューバ国内で、
彼を脅かす新しい戦力が育っていないということも言えるかと思います。
まして、
日本人に馴染みあるもう一人のキューバ選手、
元巨人のセペダも選出されている点も、
見逃してはならない。
キューバリーグで、
出塁率5割越えの記録を達成したのが、
2010-11シーズンの事。
オリンピックは、
2004 アテナ
2008 北京 に出場、
WBCに関しては、
過去3大会にいずれも出場おり、
前回大会では4番を務めた。
そんなセペダも36才。
どう見ても、
もうピークは過ぎているだろう。
巨人在籍していた、
2014、15と目立った活躍も見られず、
キューバに帰国している。
そんな彼を招集しなければならない程の
キューバ代表の状況。
若い世代の戦力の底上げが、
なされていないようにうかがえる。
つまり、最近の国際大会の成績
・プレミア12(2015) 7位
からの上乗せは期待できないでしょう。
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戦力の流出がヤバイ
また、
その戦力アップが行われていない理由に、
キューバならではの
『亡命』問題
が立ちはだかります。
キューバ国内での野球選手は、
国家公務員扱いで、
日本円にして平均年種が、
たったの2~3万円。
ヤンキースの守護神候補のチャップマンが
今季の契約で、
5年で8600万ドルという契約を結びました。
1年に換算しても1720万ドル。
そりゃメジャー行きますよ!
キューバの若くてイキのいい選手は、
こぞってアメリカに流れていきます。
そして、
その亡命したキューバ選手は、
代表選手に選出されないため、
国際大会に出てくる代表選手は、
いわば2軍選手である。
ちなみに、
メジャー組でベストナインを組むと、
なかなかのメジャーオールスター級のチームが出来上がる。
抑え チャップマン(ヤンキース)
捕手 グランダル(ドジャース)
一塁 アブレイユ(ホワイトソックス)
二塁 エスコバル(エンゼルス)
三塁 グリエル
遊撃 イグレシアス(タイガース)
右翼 プイグ(ドジャース)
中堅 カスティーヨ(レッドソックス)
左翼 セスペデス(メッツ)
DH モラレス(ロイヤルズ)
WBC選出選手と比較しても、
ランクが一枚も二枚も劣るのが一目瞭然である。
これだけ国外に流出してしまった、
キューバチームは怖くない!
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最後に
侍ジャパンの初戦の
キューバ代表は、
亡命で戦力が大量流出し、
戦力の底上げがなされていません。
ここは、
当然勝たなければならない試合であり、
ここで星を落とすようであれば、
日本代表の世界一は諦めざるをえないであろう。
韓国、アメリカよりも格落ち評価のキューバ。
侍ジャパンがどのようにして、
勝ち上がるのかの内容が問われる試合になりそうです。
そんな視点で、
初戦を見ると、
今大会の日本の野球のレベルが見えてくるかと思います。
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