メジャー挑戦6年目の
川崎宗則
が、ソフトバンクホークスへの電撃復帰!
ソフトバンク側もこの間、
背番号『52』を温存し続け、
復帰を待ちに待った形。
何せあの元気印がホークスに帰ってくるとなると、
チームはもちろん、
パリーグや日本球界が一段と活気付くだろう。
そんな、川崎がが至る所で叫び続ける
言葉がある。
『チェスト!』
やたら連発する、
この意味と由来はいったい何なのか?
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川崎『チェスト』実用例
ソフトバンク時代に
お立ち台に上がった川崎宗則が、
『1,2,3、チェスト〜!』
と何回もかけ声をかけており、
過去に
関口宏のサンデーモーニングの名物コーナーである、
「スポーツコーナー」
に張本勲とともに、川崎がゲスト出演。
いつものように、
張本が『喝!』と叫ぶと、
川崎が負けじと
『チェスト!』
と叫び、
川崎がお手製『チェスト』マークを
ボードに貼付けるという一幕が見受けられ、
思わず笑ってしまった。
川崎の代名詞的なこの、
『チェスト』
ますます気になる〜!!
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『チェスト』の意味
実はこれは
鹿児島の方言
なのであるが、諸説あり過ぎて実に面白い。
基本的には
「それ!」「えい!」
と同じような言葉!
川崎自身も
『1・2.3チェスト〜!』
と使っている。
意味は無いと言えばない。
強いて言えば、
気合いを入れる言葉!
と言えようか。
気合いを入れる言葉としての由来は
鹿児島の地に古くから伝わる
剣術「示現流」
が背景にあるようだ。
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チェストの由来は幕末?!
薩摩藩士が学び、
幕末には敵対する志士たちを、
震え上がらせたという示現流。
戦いが始まる前に、
自分を鼓舞させるために使う叫び声こそが、
『チェスト〜!』
らしい。
では、なんでチェスト!なのか?
そのチェストはその名の通り
英語で胸部を示す
『chest』
が由来しているという説がある。
時代は遡ること薩英戦争。
「chest来い、chest!!」」
と敵に胸を広げて、
『ほら胸はがら空きだぞ、かかってこい!
でもお前たちが胸(chest)をめがけて、
飛び込んできたと同時に、
この剣がおまえの首を跳ねてやる!』
といった感じで、
薩摩藩士が挑発していたらしい。
ここから、
薩摩の居合の掛け声に定着したというのだ。
鹿児島県姶良市出身の川崎にとって、
薩摩隼人の気合いの言葉を使うにうってつけの人物なのである。
まして、
今回成功こそ掴めなかったものの、
アメリカにバット一つで乗り込んだ日本の侍。
その胸には、
現代の薩摩隼人の志士の心意気が、
刻まれているのであろう。
そんな視点で、
ムネリンの『チェスト〜!!』を見てみると、
なかなか深いものがある。
今年で35歳の川崎。
まだまだやれるぜ!
チェスト〜!!!
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