日本ハムファイターズの次期監督候補は?歴代監督からの傾向みてもやっぱり栗山!

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プロ野球12球団の中で、
最長となる9年間指揮を取ってきたのが、

日本ハムファイターズ
栗山英樹監督

2020年は
Bクラスをうろうろ。

そうなってくると、
じわじわ囁かれてしまうのが、
監督退任と次期監督候補。

「いよいよ監督交代か?」

そこで、
日本ハムファイターズの次期監督候補を…
というお話です。

とりあえず、
何人か候補を挙げてみましたが、
個人的な見解としましては、
その必要はなし!と見ます。


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日本ハムファイターズの歴代監督の傾向

それではまず、
過去10人の歴代監督を見てみます。

大沢啓二 1984 ロッテ監督(第2次)
高田繁 1985〜88 巨人
近藤貞雄 1989〜91 中日 大洋監督
土橋正幸 1992 生え抜き ヤクルト監督
大沢啓二 1993〜94 (第3次)
上田利治 1995〜99 阪急監督
大島康徳 2000〜02 中日ー日ハム
ヒルマン 2003〜07
梨田昌孝 2008〜11 近鉄監督
栗山英樹 2012〜 コーチ監督未経験

歴代監督を見ていくと、
実に面白い。

というのも、
日ハムの生え抜きもしくは、
出身選手が10人中2人しかいないという点。

各球団、
生え抜きやOBにこだわるのが普通だが、
日本ハムは監督の資質、経験で選んでいます。

近藤貞雄 中日優勝
上田利治 阪急優勝
梨田昌孝 近鉄優勝

と実績のある監督が選出されています。


また、
高田繁 巨人V9戦士
栗山英樹 大学教授 解説者

のように”何か光るも”のを感じさせる、が、
球団に何もゆかりもない人選。

ここら辺が面白い。

そして中でも日ハムの名物監督
大沢親分は日ハムを代表する監督。
第三次政権まで指揮を執り、
その都度、好成績を残してきました。


以上から、
日本ハムの監督人選の特徴は、
・他球団で優勝経験あり
・独自の野球理論を持っている
・生え抜きにこだわらない

実に幅広い監督人選となっています。

そんな傾向から、
日本ハムの次期監督候補を挙げてみたいと思います。


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日本ハムファイターズの次期監督候補

栗山監督のように、
監督、コーチ経験がないのに関わらず、
プロ野球監督の要請が来るということは、

独自の野球理論を展開でき、
それをチーム強化、育成に繋げられる。

そういう想いで白羽の矢が立ったのだと、
思います。


ということで、
プロでの指導経験はないものの、
野球理論がしっかりしていそうな、
栗山英樹的な人物…

私が挙げたい1人は、

桑田真澄

巨人でコーチに呼ばれないのが、
不思議なのですが…

PL学園1年生投手が全国制覇したのち、

・全体練習の短縮化(3時間程度)
・個人練習の強化
・大会後の投手のノースロー調整

を中村監督に提案し了承されたのは、
有名な話。

15歳の少年が…ですからね。

プロ引退後は、
東大で特別コーチを務めるなど、
アマチュアではありますが、
指導者としての実績はあります。

『育成とドラフト』
の日本ハムのスタイルに、
桑田は合うような気がします。


次に監督経験を重視しての人選ですと、
個人的にはこの人、

伊東勤

西武、ロッテで監督経験があり、
西武で日本一に輝いています。

今の時代で、
実績のある監督経験者では、
伊東くらいかと思いますね。

ただ、
伊東は現在中日のヘッドコーチ。
途中退任して日ハム監督はちょっと厳しいか。


そうなると、
過去にあまり例が多くありませんが、

球団としてはやはり、
チームにゆかりのある生え抜き選手が、
率いるのが望ましいはずです。


そこで、白羽の矢が立つ1人目

白井一幸

引退後1997年から、
日本ハムの球団職員となり、

ニューヨーク・ヤンキースへ、
コーチ研修の為、海へ渡ります。

その後、日ハムで、
2軍総合コーチ
2軍監督
1軍ヘッドコーチ

とコーチ経験は十分。

その後、
ヒルマンとメジャーのロイヤルズの下で、
特別コーチに就任。

帰国後、
2014〜17までまた、
日本ハムで、
内野守備走塁コーチ兼作戦担当。

準備は万端です。

もう1人挙げたいのが、

金子誠

引退後すぐ、
チーム統轄本部特命コーチに就任。

業務提携を結んでいる大リーグパドレスへ、
コーチ研修を目的とした野球留学を果たす。

帰国後は、
非常勤コーチとして指導に当たります。

2018年から一軍内野守備コーチに。
2019年は一軍打撃チーフ兼作戦コーチを、
務めています。


2人に言えることは、
引退後すぐコーチの勉強をさせている事。

さすが育成のチームだけあって、
コーチ業においても、
しっかり育てていこうという意図が見えます。

将来の幹部候補には、
間違いないはずです。

あとは、その時期だけかと思います。


あともう1人、
稲葉篤紀もあげたいのですが、
オリンピックやWBCが終わるまでは、
日本ハムの監督はないでしょうね。

将来的には十分あると思います。


以上、何人か、
日本ハムの次期監督候補を挙げてみましたが、
私の結論としましては、

本命は栗山英樹!
続投も続投。
日本ハムで10年以上の、
長期政権を維持するのでは?と思います。

その理由をいくつか挙げたいと思います。


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栗山英樹続投!長期政権の理由

日本ハムファイターズというチームは、
他球団とはちょっと違う雰囲気を、
醸し出している。

私はそう思ってならないのですが…


これはひとえに、
球団と監督との信頼関係が、
しっかり構築されている証であると思います。

そして、
栗山監督の評価される所は、
2年連続Bクラスがないこと。

チーム方針が、
去る者追わず的なところがあり、

・ダルビッシュ
・大谷翔平
・糸井嘉男
・増井浩俊
・吉川光夫

など主力クラスがバンバン抜ける中、

たとえ、その年は成績が残せなくても、
次の年にはしっかり立て直してくる。

ずるずる弱くならないのがスゴイところです!


しかも、その穴埋めは、
『育成』でしっかり補います。

まして、
金銭面でもソフトバンクの半分の費用で、
チーム運営、強化がなされている現状。

「メジャーの大砲が欲しい」
「FAであの投手欲しい」と、
お金のかかることは一切言わない。

そんな監督を切れますか?
という話です。

若手が次々と育ててその穴を埋めていく。
これが栗山ファイターズです。

この”金にものを言わせない”スタイルが実にいい!
それは球団も大きく評価している部分だと思います。


日本ハムでよく使われフレーズ
『育成とドラフト』

ドラフトにおいて、
日ハムの特徴は高卒選手が多いこと。

そして、
育成選手を取らない。

というのも、
日本ハムは指名順位に関係なく、
一軍に必要ならどんどん起用していく。
そして少数精鋭。

つまりチャンスが多いのです。


わかりやすい例を挙げると、

巨人が最多勝投手 吉川を欲すると、
日ハムが求めたのは…

大田泰示ですからね。

巨人では、
なかなか出番の回ってこなかった男。

果たして実力がなかったのか?
いやいや…

日本ハムでは、
出場機会を与えてバンバン使って、
見違える選手へと変貌を遂げた大田泰示。

巨人で鳴かず飛ばずの大田は、
今ではしっかりレギュラーと一桁の背番号を
背負ってますからね。

さすが日ハム!
これですよ!

こういった球団方針を、
栗山監督は十分に理解し、

育成での選手の底上げによって、
短いスパンでチームを立て直し、
優勝できるチームに導く。

このスタイルが確立されている現在、
1シーズンの不振くらいでは、
オーナーも監督を簡単には切らないはずです。

いや、これを継続してこなしてくれる人が、
簡単にみつかるはずがありませんよね。

チームの首脳陣と栗山監督との間の信頼関係は、
ちょっとやそっとじゃ揺るがない。

なので、
栗山政権はあと何年も続く!
私はそう見ます。


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最後に

日本ハムに関して、
・球団の強化方針
・監督の理解度とその指導スタイル

がこれ以上ない程マッチしていて、
その育成強化スタイルが、
栗山監督でないと成り立たない

という域まで出来上がっている、
私はそう思えてしまいます。

他球団と違い、
その確立されたスタイルを継続して、
指揮を執る事が出来る監督…

いますかね?

なので私は日ハム栗山監督は
15年くらいの長期政権が見られるような気がします。

逆に、
そのくらい腰を据えてどっしりと、
チームを作り上げていくチームが、
あってもいいと私は思います。

球界の常識をぶち破れ!


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