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余り物がごちそうに!サルベージパーティーの魅力と参加方法!


【フードロス】
ーまだ食べられるのに廃棄されてしまう食料ー


この”フードロス”といわれる、
食材廃棄の総量は年間で、
500〜800万トン とも言われております。
(平成22年度推計)

これは、
日本国内でのお米の1年間の収穫量に匹敵します。

これを1人あたりで計算すると、
1年間で約15kg

お茶碗でいうところの、
約60杯(1杯250gで計算)捨てていることになります。


そう、
これ捨てちゃってるんです!
食べられるのにですよ!


これが、
我が国の”フードロス”の実態であります。



このフードロスを私たちの身の回りから、
見つめ直してみよう、と始まったのが、

【サルベージ・パーティー】
と呼ばれるシェアパーティーです。


では、
このサルベージ・パーティーについての
魅力や参加方法、

そして、
料理人視点でのこの会の素晴らしい点や食のあり方について、
お話したいと思います。







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サルベージ・パーティーとは?


そもそも、
【サルベージ(salvage)】とは
「海難救助」「引き上げ作業」
といった意味で、
用いられるのですが、

ここでは、
ご家庭で埋もれた食材を、
”救助し引き上げよう”
といったところでしょうか。



この”サルベージ・パーティー”とは、

『家に眠っている”廃棄寸前”の食材を持ち寄り、
その場でプロのシェフが、
美味しい一品に変身させる様子を目の当たりにしながら、
それをありがたく頂く』

といった趣旨のものであります。




その持ち寄られるアイテムは様々で、

・ドレッシング
・缶詰
・高野豆腐
・海苔の佃煮
・野菜

などなど。


そのような身近なアイテムを、
プロのシェフが即興で料理を作り上げ、
料理に仕立てる…

なかなか見れるものではないです。


言わば、
家にあった食材で行う”料理の鉄人”を、
目の前で体感でき、

しかも食せる。

そして、
直接プロにお話も聞く事もできるので、

その食材の利用範囲が広まり、
その食材の利用頻度が高くなるのです。




もし、
自分が”サルベージパーティー”のシェフの立場なら…
(と言いますか、自然と考えてしまいますね、
 お付き合いください)

ポイントは、
固定概念にとらわれないこと。



ドレッシング=サラダ
高野豆腐  =煮物
海苔の佃煮 =ご飯のお供

この発想を取っ払えるか?がポイントなんです。


ドレッシングが、
味がついている調味料…

高野豆腐が、
油揚げやパンみたいに見えたら、
しめたものです。



海苔の佃煮は…
ドロッとしてる→黒いジャム?みたい…→塗る?→何かに塗る?
とか、

ドロッとしてる→ソース?→ソースがかかっているもの?
→オムレツにかけてみる?

なんて崩していくんです。





このイベント、

料理人から見てみ、
とても魅力ある良い企画だと思います。


こんなパーティー参加してみたくないですか?
以外と敷居は低いですよ。

ちなみに、
私はどちらの立場でも参加したいです。




サルベージ・パーティーの参加方法


一番簡単な方法は、
『サルベージ・パーティー事務局』の、
情報をこまめにチェックすることです。


Facebookがあり、
こちらに開催情報がupされます。

◎Facebook『サルベージ・パーティー』


『サルベージ・パーティー』は、
都内を中心に、
月1くらいで開催されています。


それ以外にも、
全国各地で開催されているのですが、
地方開催は不定期です。


開催が決まると、
このページに募集要項と詳細が、
掲示されます。



都内開催の場合、
料金は大体 ¥1,500が相場です。


料理人の仕事が見れて、
料理が食べられて、
希望者は余った食材を持ち帰れる。

¥1,500は安すぎるのではないでしょうか。






参加者側のメリット


参加者のメリットは、
■家に眠っている食材を捨てることなく使える
■調理法を学べる
■美味しい料理が食べられる

そして、
■フードロスの改善につながる





同時に、
料理人にとってもメリットがあります。



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料理人のメリット


もちろん、
料理人は料理を提供するのが仕事ですが、

このように、
アドリブで頭を使って考えながら料理を作ることは、
とても良いトレーニングになります。




調理の現場で、
似たようなシチュエーションといえば、
”まかない作り”とよく似ています。


このまかない作りは、
色々な意味でもの凄く勉強になります。

・決められた食材
・決められた時間
・決められた量

これらの範囲内で、
瞬時に判断して料理という形にする訳です。


”まかない”というのは、
あまりお金をかけず、

余った食材を有効利用して、
美味しいものに形を変えるのが、
ほとんどだと思いますが、

これこそが、
実は料理人の発想力や応用力を鍛えるのに、
もってこいな練習なのです。


私自身は、
サルベージパーティーのシェフではありませんが、
自分にとってプラスになることが沢山あると思います。

もし機会があるのであれば、
一度は取り組んでみたい仕事ではあります。



さいごに


今回は、
『サルベージ・パーティー』の魅力と
参加の仕方についてお話しました。


料理人として、
『料理を作ることで誰かの役に立つ』
このパーティーは、

もっともっと広まるべきであると同時に、
我ら料理人ももっと、
積極的に参加すべきだと思いました。



とても素晴らしいイベントだと思います。



最近、
若手に任せっきりの昼のまかない、
久々に作りたくなっちゃいましたね。


こうやって、
皆さんにお知らせするつもりが、
私が一番影響を受けてしまったようです…。




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