毎年暮れの12月30日に放送される、
TBSテレビ
『プロ野球戦力外通告
クビを宣告された男達』
これ見ちゃうんですよね〜。
プロ野球選手でなくなった”プロ野球選手”
夢を掴みつつ、
プロとしての地位を手放さなければならない、
あの瞬間、
同じ男として、
なんとも表現できない感情を持って、
見ちゃうんですよね。
何気に今年で14回目。
そう14年もやってるんですね。
今年はこの人。
伊藤義弘
彼はどのような野球人生を送ったのか？
トライアウト後、
彼はどのような人生を送るのか？
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伊藤義弘のプロフィール
千葉ロッテマリーンズから、
戦力外通告を受けた、
伊藤義弘
2010年の日本シリーズでは、
胴上げ投手にもなった、
中継ぎエース。
そんな彼のプロフィールは、
福岡県福岡市早良区 出身
出身校は
・東福岡高等学校
・國學院大學
・JR東海
千葉ロッテマリーンズに
2007年
大学生・社会人ドラフト4巡目で指名される。
(2008〜2016)
背番号は、
小林雅英の30を背負うこととなる。
この番号から、
指名順位よりも評価が高いことがうかがえる。
身長 177 cm
右投げ右打ち
プロでは、
あまり大きくないかな…。
球種は、
最速153kmのストレートと、
スライダー・シュート
そして、
新人１年目で開幕一軍入りを果たす。
中継ぎで初年度（2008）から、
51試合に登板。
2018年 51試合 0勝0敗 9ホールド
2009年 56試合 2勝6敗 12ホールド
2010年 65試合 1勝2敗 30ホールド
2011年 50試合 1勝１敗 15ホールド
しかし、
2012年は怪我との戦いとなってしまう。
右肩・右肘・腰などなど、
この年の初登板は9月。
6試合の登板にとどまる。
個人的に、
このプロの世界の中継ぎ投手の使い捨て感が、
優しくないように思うのだが…。
毎年50試合以上の登板。
そりゃ、
肩だ肘だぶっ壊れますよ！
そして、
後の４年は、
一軍の登板はあるものの、
かつての輝きを取り戻すことは、
難しい状況となってしまう。
2016年には、
プロ初の一軍登板なし。
そして、
シーズン終了後の無情の戦力外通告。
本当、
厳しい世界です。
プロ通算２５７試合
6勝13敗1S 防御率3.83
一プロ野球選手として、
一時代築けたとても素晴らしい、
プロ野球人生だったのではないでしょうか。
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トライアウト…そしてその後は？
トライアウトは、
打者３人に対して、
被安打１を許すもまずまずの成績。
そこで、
巨人が彼に興味を持つこととなります。
（偉いぞ！）
秋季キャンプ入団テストを受けることとなりますが、
結果は不合格。
（取ってやれよ！）
この時の41球が、
伊藤義弘プロ最後の”投球”となってしまいました。
引退表明。
『未練は全くない』
その言葉が聞けて、
こっちもなんだかホッとしちゃいます。
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伊藤義弘のその後
今後は、
教員を目指して、
教員免許取得のために大学に入り直すそうです。
年齢も34歳。
まだまだ、
何でもできますよね。
次は指導者として、
プロを経験した指導者として、
絶対、頑張って欲しい！！
最後に
プロ野球選手
１球団で70人の支配下選手。
つまり、
日本で野球が上手な人間のトップ500人しかなれないわけです。
そして、
イチローや大谷は、
この中でも最上位クラス。
しかし、プロは、
日本全体の 500人ですよ。
いろいろなことで言えるのですが、
物事をどの視点から見るかで、
その価値が変わってくると思います。
ダルビッシュや、黒田のように、
頂点だけが偉い訳ではない！
しかし、
プロで野球をやっていたことは、
我々にしたら”頂点”
最上位ステージで野球をやっていたことは、
すごいことだし、
ものすごい財産だと思います。
そしてそれは、
彼らにしか伝えられない、
経験を糧に指導者として頑張って欲しいです。
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