”暖まる”
”お手軽”
”経済的”
”美味しい”
そう、
良い事だらけの 【お鍋】
心も体も温まりますよね。
フトコロ具合も、
鍋みたいに温かくなるといいんですけどね…。
そんなお鍋、
”あること”をちょっとだけ、
気にするだけで、
もっともっと、
美味しく鍋をつくることができますよ。
今更聞けない、
現役料理人が教える、
鍋作りの基本中のキホンです!
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お鍋作りの基本のキホン
お待たせしました。
お鍋作りの基本のお話です。
これは、
他の料理にも活かせるので、
是非身につけて欲しいと思います。
ポイントは、
具材をどのタイミングで入れるか
つまり
【火の入れ方】
です。
ここをしっかり理解して、
実戦するだけで、
格段にお鍋が変わりますし、
お鍋以外の料理も上手になりますよ。
鍋に使う具材で大きく分類すると
・肉
・野菜
・魚介類
といったところですかね。
これら食材の特徴と、
鍋に入れるタイミングを見てみましょう。
■肉類
基本的に
鶏肉、豚肉が多いかと思います。
(えっ、我が家だけ?)
もちろん、
牛肉にもあてはまりますので、
総じて肉類に関して言えることですが、
一般的に言われているのが、
【一番最初に入れましょう】
これは決して間違いではないのですが、
”どっちが立てば、どっちが立たず”
といった状態なのです。
最初に入れるメリットは、
・肉から旨味が出てスープが美味しくなる
しかし、
実はデメリットも存在してしまいます。
・肉の旨味が出切ってしまって、肉本来の味が弱くなる
・肉が硬くなる
これは言い方を変えると、
”後から入れるメリット”となります。
つまりどちらを取るか、なんです。
早く入れる=スープを美味しくさせる
後で入れる=お肉を美味しいまま食べられる
しかし、
最近の鍋作りの傾向として、
市販のスープを使う機会が殆どだと思います。
この市販のスープは本当良くできていて、
流し込めば完成!
つまり、
ダシなど取らなくても十分美味しく作れちゃうんですね。
だとしたら、
肉は”肉として”美味しく食べた方が、
私は良いと思います。
後から入れても、
ダシは出ますし…。
<結論>
肉は最後の方で入れるべし!
■魚介系
実はこれ、
魚介系にも言える事なんです。
理由は肉と同じです。
貝もエビもイカもみんなそう。
先に入れていいのは、
”食べるところのないカニ”ぐらいですかね。
<結論>
エビや貝の魚介類も後入れがいい!
最後は、
野菜ですね。
野菜に関しては、
はっきり言って”好み”かと思いますね。
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■野菜
鍋に使う野菜といえば、
・白菜
・長ネギ
・きのこ類
・葉もの
(春菊・水菜・ほうれん草)
あたりかと思います。
この中で、
堅いとされる”白菜の芯部分”も、
火を入れてくれば”しんなり””くたくた”になりますね。
野菜に関しては、
メリットというよりは、
”好み”ですかね。
<長く炊いて>
・味が染みる
・柔らかくなる
<サッと炊いて>
・シャキシャキ感で野菜が美味しく食べられる
きのこ、葉ものは、
すぐに火が入るので、最後の方に入れた方が、
縮んで無くならないと思います。
僕個人的には、
長く柔らかめに炊いて、
しっかり味の含んだ白菜、長ネギが好きです。
野菜に関しては、
どっちが好きか?
答えはないですね。
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最後に
うちのカミさんも、
寒い季節、晩ご飯に困ったら、
まず鍋ですね。
ですが、
子供たちも含め、
「鍋が嫌い」という人は、
あまり聞いたことはないですね。
そんな誰からも愛されている、
お鍋ですが、
うちのカミさんを見ると、
「もう少し作り方をこだわればいいのに…」と、
思ってしまいます。
いやいや、
鍋自体は美味しいんですよ。
これは私、
”料理人視点”での感想でして、
ちょっとした、
”基本”みたいなものを、
ほんの少しだけ気にかけると、
お鍋の出来上がりが格段に進化するのにな〜
といった意味での感想でございます。
…怖くて、
なかなか言えないんですけどね。
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