プロ野球もシーズン終了が近づくにつれて、
各球団、
来季に向けた戦力調整が行われます。
そこでよく耳にする
『戦力外通告』や『自由契約』
これって、
どう違うのでしょうか?
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- 『戦力外通告』と『自由契約』の違い
- 自由契約と戦力外通告の関係 プロ野球選手は、 球団と大抵1年契約を結んでいます。 その契約期間は、 2月1日〜11月30日です。 翌年もその選手と契約を結ぶ場合は、 11月末までに、 日本野球機構に提出する 「次年度契約保留選手名簿」 に名前が乗っていないといけません。 ここに名前がない場合は、 =球団が契約更新しない =解雇 という扱いになります。 しかし、 引退を希望しない選手が、 11月末日突然に伝えられると、 ・他球団の来季のチーム編成 や ・合同トライアウト(11月上旬に開催) に間に合いません。 そこで球団側から、 「実はあなたとは来シーズンは契約しませんよ」 「だから早めに時間をあげるから違う契約先みつけてね。」 という、 自由契約の事前予告的お知らせが、 『戦力外通告』 ということになります。 戦力外通告=自由契約ではありません。 戦力外通告を受けたら、 辞めるか辞めないかの、 決断をしなければいけません。 そこで、 引退の決断をすれば 任意引退の手続きを行います。 引退をせず現役続行を希望するなら、 自由契約となり、 他球団に自分を売り込めます。 もちろん、 他球団側が興味があれば、 その選手は引っ張られます。 つまり 自由契約選手とは ・球団との契約解除や ・球団の保有権を失った選手が どの球団も自由に契約できる選手 という意味になります。 スポンサーリンク 堂上で例えると
- さいごに
『戦力外通告』と『自由契約』の違い
簡単に言ってしまえば、
『戦力外通告』
来年このチームに、あなたはいりませんよ、
という事前通告
来年このチームに、あなたはいりませんよ、
という事前通告
『自由契約』
他球団と自由に契約交渉していいよ
(多分ウチとはしないけど…)
他球団と自由に契約交渉していいよ
(多分ウチとはしないけど…)
といったところでしょうか。
自由契約と戦力外通告の関係 プロ野球選手は、 球団と大抵1年契約を結んでいます。 その契約期間は、 2月1日〜11月30日です。 翌年もその選手と契約を結ぶ場合は、 11月末までに、 日本野球機構に提出する 「次年度契約保留選手名簿」 に名前が乗っていないといけません。 ここに名前がない場合は、 =球団が契約更新しない =解雇 という扱いになります。 しかし、 引退を希望しない選手が、 11月末日突然に伝えられると、 ・他球団の来季のチーム編成 や ・合同トライアウト(11月上旬に開催) に間に合いません。 そこで球団側から、 「実はあなたとは来シーズンは契約しませんよ」 「だから早めに時間をあげるから違う契約先みつけてね。」 という、 自由契約の事前予告的お知らせが、 『戦力外通告』 ということになります。 戦力外通告=自由契約ではありません。 戦力外通告を受けたら、 辞めるか辞めないかの、 決断をしなければいけません。 そこで、 引退の決断をすれば 任意引退の手続きを行います。 引退をせず現役続行を希望するなら、 自由契約となり、 他球団に自分を売り込めます。 もちろん、 他球団側が興味があれば、 その選手は引っ張られます。 つまり 自由契約選手とは ・球団との契約解除や ・球団の保有権を失った選手が どの球団も自由に契約できる選手 という意味になります。 スポンサーリンク 堂上で例えると
2014年で例えるなら、
中日から巨人に移籍した、
堂上剛裕がまさに、
戦力外通告から這い上がった不死鳥であります。
堂上は中日で戦力外通告を受けました。
そこで、
引退ではなく現役続行の道を選択。
12球団合同トライアウトに挑戦し、
巨人に引き抜かれます。
育成選手として契約するも、
春季キャンプ中には、
支配下選手登録を勝ち取り、
2015年シーズンは、
左の代打の切り札として、
チームに無くてはならない選手として、
活躍しました。
一般的な会社では
クビ=自由契約
ですかね。
(一般企業で君は”クビ”だよ…というはありませんが)
しかし、
プロ野球界では一般の会社であまりない、
予告解雇通達=戦力外通告
が存在するのです。
ある意味優しく制度であり、
ある意味厳しい世界であります。
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さいごに
今年も寂しい季節になってきました。
これも勝負の世界。
戦力外通告、自由契約になった選手たちに、
お疲れさま。
そして、
ありがとうと言いたいです。
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