今年も、
花粉症ではないと言い張っている、
料理人tantoです。
春といえば花粉症!ではないですよ!
料理の世界では、
春を感じさせる食材を、
いろいろな場所で見かけることができますね。
その中でも今日は、
【たけのこ】
私、料理の仕事をして、
20年以上経ちますが、
「こんな方法があったのか?」
と脳天に電気が走りましたね。
従来の”ぬか”を使ったあく抜きと比べて、
良い事だらけなんです!
この歳になって、
新しい発見というものには、
あまりお目にかかれないものなのですが、
これは私の中では”革命”です。
良い事だらけの、
”この”たけのこのアク取り、
ぜひ色々な方にも知ってもらいたく、
ご紹介いたします。
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ぬかと大根とのあく抜きの違い
ぬかはもう古い!
これからは
”大根”の時代ですよ
では一体何が違うのか?
アクを抜くために茹でたりしないで良いのです。
これ、
はっきり言ってすごいんです。
従来の方法だと、
アクを抜くために米ぬかを使って、
茹でてあく抜きをしていました。
この方法の欠点は
・あく抜きに時間がかかる
・長い時間茹でる事で味が抜ける
・後片付けが面倒
でも、
「これしか無いだもん」
という感じで今の今までやってきました。
しかし、
大根を使って行う方法だと、
茹でないでも”アク”が抜けるのです!
さあ、お待たせしました!
大根を使った、
たけのこのあく抜きのやり方です。
大根を使ったあく抜きのやり方
用意するもの
・大根おろし 100cc
・塩 4g
これで、
筍1〜2本分です。
塩は総量の1%の量と考えれば、
わかりやすいかと思います。
筍は、皮をむき、
使う大きさにカットしたら、
この大根おろし水溶液に、
1時間くらい付けるだけ。
たったこれだけです。
あくが抜ければ、
水洗いしておしまい。
ここから、
『煮るなり焼くなり好きにして〜』
ではありませんが、
一番の敵の”あく”を気にせずに、
それこそ、
煮たり焼いたり自由に筍を使えます。
1時間経って少し食べてみて、
もし”えぐみ”が感じられたら、
もう少しつけて置きます。
新しい大根おろし水溶液に、
取り替えられるのであれば尚良いです。
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大根を使った方法のメリット
この方法、
何に優れているかといいますと、
・アクが抜けるのが早い
・筍本来の味が抜けずに残る
・後の下処理が楽
といった点が挙げられます。
つまり、
筍の”あく”だけを取り除くことが、
できるのであります。
従来の方法だと、
筍の煮物では、
下処理で長い時間何度も火にかけるので、
食感はまず残りません。
たけのこの甘い香りと味も、
あく抜きと引き換えに逃げて行ってしまいます。
いってみれば、
それが当たり前だったのですが、
新しい方法ですと、
食感を残しつつ筍の本来の味を楽しむことが可能です。
焼いても、
大根で下処理した筍なら、
あくを気にせず、
生の状態から調理できます。
最後に
料理の世界では、
調理技術という、
長年受け継がれてきた先人の知恵的なものは、
そう覆る事はありません。
竹の子=ぬか
これは揺るぎない真実でありました。
しかししかし!
今回の茹でないあく抜きは、
いわば『革命』
料理人の私にとっては、
何十年ぶりの新発見でした。
料理とは、
実に奥が深い!
そんな感動もさる事ながら、
身近な大根おろしを使った、
簡単で!
早く!
美味しい!
たけのこの下処理は、
是非皆さんに知ってもらいたく、
ここに書き記した次第でございます。
一度でいいので、
騙されたと思って実践してみてください。
本当簡単にできちゃいますので!
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コメント
[…] 最近では、 こんな方法もあるようです。 関連ページ EATalk 1 shareたけのこあく抜きに革命!大根おろしで早く簡単… スポンサードリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || […]