2020東京オリンピック延期後の開催はいつ?2021年開催中止になるこれだけの理由

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2020年夏の開催予定でした
東京オリンピックが、
世界的なコロナウィルスの感染拡大の影響から
とうとう延期するとの発表がされてしまいました。

そうなると、
我々が次に気になる事と言えば、
『2021年のいつに開催されるのか?』
ここですよね。

しかし私は、
2020年に開催できない時点で、
東京オリンピック延期しても開催の可能性はないと予想します。


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2021年開催時期候補と様々な問題

安倍総理大臣の会見の話から、
「遅くとも1年程度の延期」
とありました。


という事は、
『遅くとも2021年の夏までで、逆にその前の開催もある』
という可能性も含んでます。

また記者会見から、
「2020年中の開催はない」
とも発言しているので、

予想できる開催時期は
2021年1月から8月となります。
しかし、
冬季ではないので3月〜8月くらいが現実的ですかね。


しかし、
2020年は”オリンピックの為の一年”と言えますが、
それを簡単に2021年に移行して開催できるかというと、
決して簡単な事ではありません。

いやむしろ不可能に近いかと思います。

その理由ですが、
あげればキリがないほどのマイナス面しか浮かび上がってきません。


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延期後の2021東京オリンピックが中止になる理由

<スケジュール面>

サッカーや陸上、水泳などなど、
各競技大会はバッティングしないよう
4年周期で周っています。

基本的にオリンピック開催の年には、
世界選手権といった試合が組まれることはありません。


しかし、
このオリンピック開催が1年延期ということで、
2021年に国際大会がバッティングしてしまう競技が出てきてしまいます。

2021年に行われる予定の国際大会は以下の通りです。

2021年
3月 WBC(野球)
6月 欧州選手権(サッカー)
  南米選手権(サッカー)
  全米オープン(ゴルフ)
  ウィンブルドン(テニス)
7月 女子欧州選手権(サッカー)
  全英オープン(ゴルフ)
  世界水泳
8月 世界陸上
  全米オープン(テニス)
  世界バドミントン

単純にスライドなら2021年7月〜8月。
ここで思いっきり鉢合わせになるのが、
世界水泳と世界陸上。

両競技団体は世界選手権の開催時期を、
検討するとも伝えられていますが、
実際短い期間で国際大会が続くと選手にとっては負担ですし、
両大会に参加しない選手も出てくると思います。

となると、
オリンピックの価値の低下も懸念されます。


<運営、環境面>
まずは選手村。
この選手村は大会後には、
23棟約5600戸のマンションとして販売されますが、

すでに売約済みの物件もあり、
開催延長ともなると、
住むところを失う人も現れる可能性が。

そうなると、そういう人たちへの補償問題も生じてきます。


またオリンピック開催に伴って借り上げていた、
大会関係施設が翌2021年も同じように借りられるかというと、
正直難しいとされてます。

例えば、
メインプレスセンター、国際放送センターが置かれる、
東京ビッグサイト

ただでさえ大型の展示会場として利用予定が埋まっています。
そこをまたこじ空けるとなるとこれまた補償問題が起こりかねません。


<運営スタッフ>
約8万人集まった大会ボランティアも、
来年に同じように集まれる可能性もなく、
仮に集まらなかった場合、大会運営に支障をきたします。

また、
大会組織委員会の職員は3000人を超えます。
その中で短期で採用された職員もいるのですが、

大会が延期されたからといって簡単に解雇もできず、
その間に支払われる人件費は莫大なものとなります。

などなど、まだまだ出てきます。

延期したからといって、
決して一筋縄でいかないのがよくわかります。

安倍総理大臣の任期中に開催したい
という思惑もあると言いますが、
おそらく厳しいのではないでしょうか。


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