大相撲 升席での初めての観戦方法!心付けは?座席は?どうすべきか解説!

スポーツ


大相撲の席で、
他のスポーツではあまり見られない、
スペシャルシート

升席

日本の国技ならではの、
和のテーストが満載です。

大相撲を観戦するなら、
是非1度は味わって頂きたい”升席”。

その楽しみ方と知っておいた方が良いこと、
お教えちゃいますね。


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升席とは

大相撲の席で、
通称”砂かぶり”と呼ばれる席が、
土俵に一番近い席です。

土俵下で審判たちが座っている、
あの場所です。

この席、実は、
飲食や写真撮影が禁止と、
色々と制約があります。


その溜席の次に近い席が、
【升席】であります。

ここは、
そういった制約がありません。


お弁当を食べたり、
お酒を飲んだりしながら、

土俵近くで、
靴を脱いで相撲観戦が出来る、

これぞ、
おすすめのスペシャルシートです。


ちなみに、
枡席には3種類ありまして、
マスA 1~8列目
マスB 9~12列目
マスC 13~15列目

となっています。

マスC席でも土俵からの距離が、
25m~30mの距離しかなく、
とても近くに相撲を体感することができます。


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升席ので暗黙のルール

その升席で、
皆さんが戸惑う約束事が1つあります。

それは、
【心付け】 です。
簡単に言うと
お茶屋さんに”チップ ”を渡すのです。

”茶屋”とい管理人が
升席という席自体を統括しています。

そこに、
「今日はよろしくお願いします」

という意味を込めてのご祝儀を
渡すのです。

この”心付け”の渡し方が、
最初戸惑う方が多いようです。


国技館に入場して館内入口の左側に、
もう1つ、
【案内所】という入口があります。

相撲1

升席での観戦の場合は、
ここからの入館になります。

相撲2

ここには、
いくつかの”お茶屋さん”があり、
その日にお世話になるお茶屋さんのもとへ。

相撲4

チケットの裏側に、
お茶屋さんの番号が書いてあります。

今回の、
お目当てのお茶屋さんがここです。

相撲5

ここでお土産を受け取って、
”出方さん”という係の人に、
升席まで案内してもらいます。

心付けは、
何かポチ袋みたいなものに入れて、
ここで”さりげなく”出方さんに渡します。


相場は、
1,000から3,000円、
中には”払わない”という人もいて、
本当まちまちなのですが、

升席に何度か行っている知り合いに、
聞いた所

「3,000円くらいは渡した方がいいよ」

とのことでしたので、
私は3,000円渡しました。

実際、渡した瞬間は、
金額を確認される訳でもないので、
「こいつケチだな…」
なんて目では見られないので安心して下さい。

「ありがとうございます。」

と丁寧にお礼されたので、
大丈夫でしょう。

逆にもらえないから、
”態度が悪くなる”なんてことも
今のご時世無いでしょう。

この心付けは、
バブル崩壊以降少なくなったらしいですが、

相撲観戦にあたって、
色々とお世話してくれる方たちへのお礼としてのご祝儀。

”大相撲観戦を楽しむ”という風情の一環として、
捉えればいいのではないでしょうか。


次は
お座席についてです。


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升席の座席について

私は家族4人で観戦しました。
大人2人と
小学生と幼稚園生の2人。

座席の広さは、
はっきり言って、
ギリギリの広さでした。

私が訪れたのは9月の秋場所
両国国技館でしたが、

国技館の升席は、
1.3m ×1.3mに座布団が4枚敷かれたスペース
です。

お弁当土産セットを4人分頼むと、
座布団1枚分のスペースが紙袋で取られます。

大人4人ではちょっと狭いですね。
大人3人くらいが、
ちょうど良いかもしれません。


ですので、
お弁当や焼き鳥はすぐ食べて、
荷物をコンパクトにまとめないと、
スペースの確保ができません。

升席で相撲観戦する際は、
大きな荷物は持って行かない方が、
得策です。


ここで1つ発見があったのですが、
両国国技館の升席は、
当たり席 があります。

相撲6

この”7側”という席

相撲7

国技館の座席は稼動式なので、
稼動する座席のゆか面に結構な厚みがあり、

そこが、
背もたれのように寄りかかれるのです

私は腰が悪く、
長時間あぐらをかくのも辛いのですが、

この席のおかげで、
長時間とても楽に観戦できました。


もし、
座席指定できるのなら、
【○○の7側】
(○○は方角がはいります。)

年配の方は特に楽ですよ。


何時から行けばいいの?

大相撲のタイムテーブルはと言いますと、

大相撲の会場へは実は、
朝8時から入れるんです。

序の口
序二段
三段目
幕下
十両

と続いて行き、

幕内力士の土俵入りが、
おおよそ15:40頃

その後
横綱土俵入りが
15:55頃

それから、
幕内力士の取り組みが行われます。

さすがに
朝イチからは長過ぎますが、

最低でも、
目に焼き付けたいのは、
横綱や幕内力士の土俵入りからかと思います。


ですので、
これらが観戦できる、
15:30までには席に着きたいところです

横綱の結びの一番が終わるのが、
大体18:00なので、

2時間半の相撲観戦。
ちょうどいい時間ではないでしょうか。


あの座布団投げが…

あまり良い体験ではないのですが、
私が訪れた日は、
横綱 白鵬が負けてしまいました。

これ、なかなか見れません。

「うわ〜、負けちゃったよ!」
そう思った瞬間に始まりました。

白鵬の負けに付随して、
生”空飛ぶ座布団”を目の当たりに。

「こんなに飛ぶのか…」

ちょっと見とれてしまう自分。

でも、
実際体験すると、とても危険。

後ろから頭めがけて座布団が躊躇なく、
飛んできました。

「うっ!」

かなりの衝撃!
見事自分に命中!
怒りと嬉しさ?が込み上げる変な感情に。

「こりゃ危ね〜な!」

座布団は絶対投げてはダメです。

もしそんな状況に出くわしたらは、
逆に座布団で頭を覆うぐらいしても、
大袈裟ではないですよ。


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最後に

今回は、
大相撲を升席で観戦する際の注意点と、
知っているとお得な情報をお伝えしました。

私は2階席でも観戦したことがありますが、
升席と2階席とでは、
月とスッポン。

2階席で見たときは、
「テレビの方がいいかな?」
なんて思ってしまいましたが、

升席は間違いなく、
「相撲見に来てよかった!」
と思えます。

機会がありましたら、
是非一度”升席”体験をおすすめします!

本当さいごに、
国技館の焼き鳥美味いですよ!


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