お雑煮の餅は焼く?煮る?もちが溶ける原因は材料!この材料は形がなくなる!



お雑煮のお餅は、
焼く派ですか?煮る派ですか?

「煮るなり、焼くなり好きにして!」と、
お餅の声が聞こえてきそうですが、

この事に関しては、
はっきり言って好みで、

どちらかが正解、
どちらか間違いというのはありません。


ですが、
お雑煮で一つだけ困る事があります。

それは、
お餅を煮るとドロドロに溶けてしまうこと。

これには原因がございまして、
”煮る事”がいけないのではないのです。

実は、
お餅に問題があるのです。


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お餅がドロドロの溶ける理由

お雑煮にお餅を入れる際に、
・焼いてから入れる
・直接煮て柔らかくする

の2パターンが存在すると思いますが、
比較すると、
焼いた方が確かに溶けにくいです。


その理由は、
焼くと餅の表面が固められて、
荷崩れしにくいからです。

かといって、

焼かずに”煮た”からといって、
普通の”おもち”なら
簡単にはドロドロにはなりません。


そう普通は…。



お餅が溶ける原因は
もちの材料
にあります。

普通お餅は
もち米から作られます。

しかし、
溶けるお餅は”もち米”から作られていないのです。

溶けるお餅の多くは、
【もち米粉とデンプン】 で固められた、
ちょっとインチキなお餅なのです。



粉を固めて作った餅なんて、
煮ればそりゃドロドロになりますよ。


溶ける餅の見分け方

これ、
見分ける方法は簡単です。

一般のご家庭では、
パックに小分けされた、
切り餅を使う人が多いかと思いますが、

このパッケージの裏に書かれている、
『原材料名』を、
確認して下さい。


■もち粉・もち米粉
■加工デンプン

これらが書かれていたらアウト。
煮て使う料理には向いていません。

逆に本物は、
■水稲もち米100%

表記されています。
こっちのお餅なら煮ても大丈夫です。

あとは、
価格が安い 場合は、
疑った方がいいですね。

本物の方が、
値段は高めです。

そんな溶けやすい餅を、
どうしても雑煮に使いたいのであれば、
焼いてから使うことをおすすめします

では、
この餅まるっきりダメなのか?

いやいや、
そんな事もないんですよ。


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溶ける餅の使い方

じゃあ、
このお餅あまり使えないの?
と思っちゃいますよね。

いやいや、
実はそんな事ないんです。

逆に溶ける特性を利用するんです。


■餅が溶ける方が便利な料理

◎お好み焼き
 お好み焼きに細かく刻んで入れると、
 モチモチのお好み焼きができます。
 ホットプレートでも簡単に溶けます。

◎もち巾着
 おでんの具として簡単に作れます。
 油揚げを半分にカットし袋状に開きます。
 その中に、細かくカットした餅を入れるだけ。
 他のおでんと一緒に煮込めば自然に溶けます。

ものは考えよう。

”溶けやすい”を利用すると、
利用価値が上がります。


さいごに

お雑煮の餅は、
地域によって色々な方法で作られます。

同じ”お雑煮”という名の料理でも、
焼いた餅を使ったり、
煮た餅を使ったりと、

その地域の独自性で料理が変わるのが、
面白いところです。

しかし、
この”溶ける餅”には注意したいところです。

「こんな餅があるんだ」と知って頂けて、
失敗することが少なくなれば、
幸いでございます。


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